自分の居場所は自分で作らなければならない

デジタルが当たり前の時代に、スマホを持っていないと話す智美さん。それだけでなく、私と歳もさほど変わらないのに、これまで一度も働いたことがないと言います。あまりにも衝撃的な告白に、私とふみのは揃ってフリーズしてしまいました。
「おばあちゃんが亡くなって、いつかお父さんが死んだら私1人になっちゃう・・・だから私のことも家族にして欲しいの!」と必死に訴える智美さん。色々おかしすぎてどこから突っ込めばいいのか分からなかった私は、「ちょ、ちょっと落ち着いて!?」となだめます。

私があたふたしていると、横にいたふみのが智美さんの肩にポンと手を置き「戦前じゃあるまいし、自分の人生のことは自分で考えて生きなきゃだよ?修吾さんもお姉ちゃんも修吾さんのご両親も、あなたの家族じゃないんだよ・・・居場所は自分の力で作らなくちゃ」と諭すように言いました。

智美さんは眉をひそめると、「・・・そう言える人もいるのは知ってます、でも私にはできないから」と、どこか自信なさげに答えました。その瞬間、ピンポーンとインターホンが鳴り、修吾が現れました。玄関に入るなり、「悪いあやの!うわ、智美ほんとにいるし、なんでだよ!?」と驚きます。

修吾は私に視線を向けると、「ごめんな、本当はもっと早く来るつもりだったけど道が混んでて・・・驚いたよな」と申し訳なさそうに言いました。どうやら智美さんが押しかけてきたタイミングで、ふみのが修吾に連絡を入れてくれていたようです。

修吾は「とりあえず智美を近くの駅まで送るから・・・本当にごめん」と言うと、智美さんを連れて家を出ていきました。2人きりにさせたくなかった私は、「わ、私も行く!」と慌てて後を追います。すると、なぜかふみのも「面白そうだから私もついていかせて~!」と一緒についてきました。
祖母と父が亡くなったら独りになってしまう。その不安から、妾でも何でもいいから家族にしてほしいと訴える智美さん。けれどふみのさんの言う通り、自分の人生は自分で考え、自分の力で居場所を築いていくものです。その思いはまだ智美さんには届いていないようでしたが、いつか理解できる日がくるといいですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:みつけまま
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そこでなぜ送る
祖母存命なら介護あるよね?
施設に入ってたら家族とかそういう感じではないし同居でしょ?
電車乗ってわざわざおしかける金と時間はあるんだ
もしかしてこの話は、「智美が自立して自分の人生を切り拓いていく」のがテーマなのかしら?
皆(義両親含め)良い人だし、そうなって欲しい。(そうなれば必然的に問題も解決するし)