幸いにも、職場に義兄を疑う人はいなかった

勇也さんの会社に匿名で届いた手紙の差出人は、玲美さんだったことが明らかになりました。どうやら、勇也さんが営業事務の女性と一緒に客先を回っていたところを不倫だと勘違いされ、あらぬ疑いをかけられたそう。
勇也さんによると、写真に写っていた女性は自分より20歳ほど年上のベテラン社員で、社内でも信頼の厚い存在。不倫はまったくの誤解で、身に覚えのないことだときちんと説明したところ、幸いにも2人の関係を疑う人はいなかったそうです。

「ただ僕宛に届いた手紙だったので、上司に『心当たりがあるなら何とかしろ』的なことを言われてしまって・・・こちらに来たというわけです」勇也さんは明るく振る舞ってはいましたが、その表情には隠しきれない疲れがにじんでいました。

「勇也さんがいなくて寂しかったとか?」玲美さんが不倫を疑った理由をそう推測すると、太一はすぐに首を振りました。「いや、そんな風にはとても見えないだろ、だったら赴任先に行けばいいだけだし」その言葉を聞いて、私は「たしかに」と頷きます。

「そうですね、どちらかというと最近の玲美は自分が帰ってくることを『交通費がもったいない』と迷惑がっているようでしたし」目に涙を浮かべ、どこか遠くを見るようにしてそう話す勇也さん。すると義父が、震える声で頭を下げ、「勇也くん、何から何まで本当にすまない」と謝罪します。

「勇也さんだけでなく美希さんにも迷惑をかけて、玲美は何を考えているのか」そう言い、ひどく落ち込んだ様子で肩を落とす義父。すると太一が「姉ちゃんが一貫して要求してるのは金だろ?借金でもしてんじゃないのか?」と口を開きました。
またしても勘違いで周囲を巻き込んでしまった玲美さん。幸いにも、勇也さんの会社では疑う人はいなかったそうですが、振り回された側にとってはたまったものではありませんよね。それにしても太一さんの言う通り、玲美さんが一貫して求めているのはお金ですよね。どうにも、何か裏がありそうな気配がします。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
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実はホストに入れ上げて借金と不倫じゃない?
お義父さん、美希さんは迷惑どころかお腹の子と危険に晒されたんですけど