[21]夢見る花嫁|ようやく目が覚めた。王子様に見えていた人が今は気持ち悪いおじさんにしか思えない

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前回のお話

友人アキさんから勧められたマッチングアプリで落ち着いた雰囲気の28歳年上の和男さんと出会ったユメさん。紳士的で大人の余裕たっぷりな和男さんを運命の人だと感じたユメさんは、付き合って2ヶ月後に素敵なレストランでプロポーズされ映画のヒロイン気分。アキさんからは心配され両親には猛反対されますが、絶対に幸せになれると自信満々。早々に和男さんとの同棲と入籍を決めたユメさんは、忙しくて行けないからと婚姻届の提出は母親任せ。周囲の心配をよそに、期待に胸を膨らませて和男さんの家で新婚生活をスタートさせたユメさんでしたが、すぐに和男さんに違和感を覚え始めます。和男さんは家事は女性がやって当然と考え自分は何もせず、幼稚園教諭の仕事にやりがいをもっているユメさんに「子供と遊ぶだけで仕事とは言わない」と見下します。さらに、これまで交際中に女性に家事をさせると逃げられたからユメさんには結婚するまで家事はさせなかったという和男さんの言葉に、騙されたと感じるユメさん。和男さんは母親の代わりに家事をしてくれる都合のいい女性が欲しかっただけなのだとようやく気付いたユメさんは「あなたは私の王子様じゃない!」と叫んで家を飛び出しました。

1話目から読む

もう離婚しかない。王子様の本性は亭主関白で男尊女卑の昭和男

私の王子様だと思っていた紳士的で大人の余裕たっぷりな和男さんは、母親の代わりに家事をしてくれる若い女性を手に入れるために紳士を装っていただけの偽りの王子様でした。ようやく和男さんの本性に気づいた私は家を飛び出しました。

勢いで家を飛び出したものの、どうしよう・・。実家へ帰ろうと思ったものの、両親の反対を押し切って和男さんと結婚したのにこんなに早く出戻るなんてできません。ほかに私が頼れる人といえば・・アキしか思い浮かびませんでした。アキは突然押しかけた私を呆れながらも優しく受け入れてくれ「落ち着くまでゆっくりしていいよ」と言ってくれました。

「・・私、騙されてた・・。和男さん、見た目がいいから私以外にも何人か女性がいたみたい」私は結婚前と後の和男さんの変わりようや、結婚後に初めて知った和男さんの本性を話しました。私の話を黙って聞いてくれていたアキは「・・で、途中で亭主関白ぶりを見せると逃げられるから、今回は結婚するまで黙ってた・・ってことかぁ」と溜息。

「私、何にも見えてなかった・・。綺麗な部屋も、素敵な服も、生前は全部お母さんが用意してたみたい。この人、私のことを『母親代わりに家事してくれる若い女』だとしか見てないんだって気づいたら・・もう気持ち悪いおじさんにしか思えなくて・・」と家を飛び出してきた理由を話すと、アキは苦笑いしていました。

アキは「包容力のあるオトナの男性が、男尊女卑で昭和脳のただのおっさんだったってわけね」と冗談っぽく言うと、真顔になって「・・でも、ユメこれからどうするの?」と私に聞きました。「和男さんの本音を知っちゃったもん。離婚しかないよ・・。結婚して1ヶ月も経ってないけど、もう一緒にはいられない・・」私は和男さんとの結婚生活は続けられないと判断しました。

アキさんは和男さんに夢中になって舞い上がっているユメさんをずっと心配していたので、今回ユメさんがこうして家出してきても「やっぱりな」と思っているかもしれませんね。でも、亭主関白で男尊女卑な和男さんの本性はアキさんの想像を超えていたのではないでしょうか。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:マキノ

最新のコメント
  • るる より

    行くべきは実家であって、友達の家ではないだろ

  • んー より

    もう一緒にはいられないって決断力がイマドキの子だね!
    無事逃げられますように。

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