[15]弟優先実母|今まで支えてくれた姉に感謝することなく見下して搾取し続けてきた弟に下された鉄槌

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前回のお話

恋人のケイスケさんと暮らすマサミさんは、弟のカズキさんから息子の塾代のため母親への仕送りを増やして欲しいと言われます。話を聞いたケイスケさんが混乱するも、マサミさんにとっては当たり前のこと。幼い頃から我慢させられ、常にカズキさんが優先、転勤で家族から離れたものの毎月15万円の仕送りを強要される・・こんな搾取される日々が一生続くのかと思うと気が重くなったものの、突然転機が。ケイスケさんから「海外転勤についてきてほしい」と言われたのです。その後、母親とカズキさんに海外転勤について来てほしいことをケイスケさんが伝えると、仕送りがストップされると怒りをあらわに。カズキさんは補填をケイスケさんに求めるも、ケイスケさんはキッパリ拒否。家族を支えるのが娘のマサミさんの役目でそう育てて来たと言い放つ母と今の援助が無くなることを娘の婚約者であるケイスケさんに補填できるのか?と詰め寄る弟のカズキさん。どこまでも甘える考えだったようです。それに対し、親の身勝手なエゴだと伝えるケイスケさん。その言葉を聞き、「言うことを聞きなさい」という母の言葉に初めて「イヤ」と答えたのでした。その言葉を聞いて動揺する母親に、もう言う通りには生きない!と宣言したマサミさん。自分を支えるのは当たり前という考え方を改めるつもりのないカズキさんに「あんたのやりたいことは全部私の犠牲の上に成り立ってる」と言った後、母親とカズキさんとの決別を決め、家を飛び出しました。

1話目から読む

幸せの一歩を踏み出せた瞬間だった

実家を飛び出した後、私はケイスケさんに謝罪しました。ケイスケさんは感情をむき出しにする私に驚いていたものの「でもマサミもあんな風に怒るんだってビックリしたな」と笑い飛ばしてくれました。正直私も、あんな風に自分が反論できるなんて思いしませんでした。

「でもよかった?もう会わないなんて言って」ケイスケさんはどこまでも私に寄り添ってくれます。私はもう、母や弟と連絡を取ることはないでしょう。「2人で幸せになろう」というケイスケさんの言葉を聞いて、ようやく新しい道を進むことができると実感しました。

その頃実家では、「なんだよあれ、ふざけんな!これから金はどうなるんだよ!」と荒れに荒れまくるカズキ。そんな彼を見て、母は慌てて「大丈夫よ、母さんがなんとかするから」と子どもをあやすように声をかけます。するとカズキが振り返り「つーかさぁ、母さん完全に姉ちゃんの育て方間違えたよなぁ」と呆れながら言いました。

すると、その様子を見ていた弟嫁が「いや、バカなの?」とピシャリ。カズキに詰め寄ると「間違えて育てられたのはカズキだよ、あなたがそんな人だとは思わなかった」と言いました。弟嫁は今までカズキの話だけ聞いていたようで、まさか義姉からお金を搾取していたとは知らなかったようです。

カズキは弟嫁が何を言っているかまるで理解できていないようでしたが、自分が責められていることだけは分かるようで「え?待って何が?何がだよ?」と顔を青ざめます。弟嫁はその言葉に耳を傾けることなく、「ごめん私帰るね、色々考えたいから・・・ちょっと無理だわ」とだけ残して去って行きました。

数日後、弟嫁からカズキのもとに差し出されたのは離婚届でした。それを見たカズキは「なんでだよ?俺何かした?」と焦ります。弟嫁は「あなたとお義母さんの、お義姉さんへの態度を見て怖くなったのよ」とため息をついて言いました。

カズキさんは何が悪くて弟嫁がそんな考え方に至ったのかわからないようですね。弟嫁の「間違えて育てられたのはカズキだよ」の言葉にすべてが詰まっていたというのに・・・。マサミさんが新しい人生をスタートさせることができて安心しました。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま

最新のコメント
  • ななし より

    弟嫁、まともでしたね
    この主人公の母と弟、私の母と弟を見てるようでした
    そして弟嫁は、そんな弟にお似合いの女性でした

  • MT より

    弟嫁も今までは他人事だったから、お金出してもらえるならラッキーくらいに思ってたんだろうけど、義母と旦那の態度を目の当たりにして、自分にも被害が及ぶかもって気が付いたんだろうな~
    弟嫁も大概だとは思うけど、それでも息子を持つ母として、今のうちに逃げておくのは正解かもね。

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