幸せの一歩を踏み出せた瞬間だった

実家を飛び出した後、私はケイスケさんに謝罪しました。ケイスケさんは感情をむき出しにする私に驚いていたものの「でもマサミもあんな風に怒るんだってビックリしたな」と笑い飛ばしてくれました。正直私も、あんな風に自分が反論できるなんて思いしませんでした。

「でもよかった?もう会わないなんて言って」ケイスケさんはどこまでも私に寄り添ってくれます。私はもう、母や弟と連絡を取ることはないでしょう。「2人で幸せになろう」というケイスケさんの言葉を聞いて、ようやく新しい道を進むことができると実感しました。

その頃実家では、「なんだよあれ、ふざけんな!これから金はどうなるんだよ!」と荒れに荒れまくるカズキ。そんな彼を見て、母は慌てて「大丈夫よ、母さんがなんとかするから」と子どもをあやすように声をかけます。するとカズキが振り返り「つーかさぁ、母さん完全に姉ちゃんの育て方間違えたよなぁ」と呆れながら言いました。

すると、その様子を見ていた弟嫁が「いや、バカなの?」とピシャリ。カズキに詰め寄ると「間違えて育てられたのはカズキだよ、あなたがそんな人だとは思わなかった」と言いました。弟嫁は今までカズキの話だけ聞いていたようで、まさか義姉からお金を搾取していたとは知らなかったようです。

カズキは弟嫁が何を言っているかまるで理解できていないようでしたが、自分が責められていることだけは分かるようで「え?待って何が?何がだよ?」と顔を青ざめます。弟嫁はその言葉に耳を傾けることなく、「ごめん私帰るね、色々考えたいから・・・ちょっと無理だわ」とだけ残して去って行きました。

数日後、弟嫁からカズキのもとに差し出されたのは離婚届でした。それを見たカズキは「なんでだよ?俺何かした?」と焦ります。弟嫁は「あなたとお義母さんの、お義姉さんへの態度を見て怖くなったのよ」とため息をついて言いました。
カズキさんは何が悪くて弟嫁がそんな考え方に至ったのかわからないようですね。弟嫁の「間違えて育てられたのはカズキだよ」の言葉にすべてが詰まっていたというのに・・・。マサミさんが新しい人生をスタートさせることができて安心しました。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
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弟嫁、まともでしたね
この主人公の母と弟、私の母と弟を見てるようでした
そして弟嫁は、そんな弟にお似合いの女性でした
弟嫁も今までは他人事だったから、お金出してもらえるならラッキーくらいに思ってたんだろうけど、義母と旦那の態度を目の当たりにして、自分にも被害が及ぶかもって気が付いたんだろうな~
弟嫁も大概だとは思うけど、それでも息子を持つ母として、今のうちに逃げておくのは正解かもね。