付き合っていた時はいい思いをさせたから今度は尽くす番だと言う夫

今までも何人かアプリで知り合った子とデートをしたけれど、みんな家に来て家事を頼むと逃げて行ったから、私には結婚するまで隠していたと悪びれもなく話す和男さんに、驚きを隠せませんでした。しかし和男さんは、私がここまで驚いている理由が分からないようで、「何言ってるんだ?家事を女性がするのは当たり前のことだろう」と私を見下しながら言いました。

和男さんは私と結婚したかったんじゃなくて、亡くなったお母さんの代わりに家事をしてくれる人が欲しかっただけのようです。しかし和男さん本人はそれを認めようとせず、「そんなことないよ、ユメみたいに若くて可愛い素直な女の子が大好きだ」と笑顔を向けてきます。

いつまでも反論する私に嫌気がさしたのか、和男さんはため息をついて「生意気な女は好きじゃないな、付き合っている時にたくさん楽しい思いをさせてあげただろう?今度はユメが僕に尽くす番だよ」と凄んできました。

紳士でお姫様のように扱ってくれた大人の王子様は、ただお母さんの代わりを探すための仮の姿だったことにようやく気付きました。私はただただ勘違いして、ひとりで盛り上がっていただけ。本当にバカなことをしました。

もう、魔法はすっかり解けていました。目の前にいる和男さんが前みたいな王子様じゃないことが分かった今、これからの生活を思い描くことなんてできません。私は最低限の荷物を持って、2人で過ごした家から逃げ出しました。
お姫様のように大切に扱われたら、夢を見てしまう気持ちもわかりますが、和男さんの本性がようやく分かったユメさん。この生活はもう続けられませんね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:マキノ
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「あなたは私の王子様じゃない」
夢から覚めたようで、醒めてない。
現実は、王子様そのものが存在しない。
幸せを運んでくれる相手なんていない。
幸せは自分の手で、相手と共に形成し、掴むもの。
爺さんに失望して、若いホストに引っかかったりする前に、さっさとお母さんの下に帰ろうね。
「夢見るユメ子ちゃん」だったユメちゃんもどうかと思うけど、「昭和脳」全開のこのオジさんの思考もかなりヤバいと思うのだが。