[13]弟優先実母|娘の婚約者の正論に、結婚相手は私が選ぶと叫ぶ母

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前回のお話

恋人のケイスケさんと暮らすマサミさんは、弟のカズキさんから母親への仕送りを増やして欲しいと言われます。自分の息子を塾に行かせるために母親に援助を申し出た所、自分の生活費を維持するため、マサミさんに補填を頼むことに。話を聞いたケイスケさんは混乱するも、マサミさんにとってこれは当たり前のことでした。幼い頃から我慢させられ、常にカズキさんが優先。社会人になってからも、カズキさんの大学進学を支えるために給料のほとんどが回収され、転勤で家族から離れたものの毎月15万円の仕送りを強要されていました。こんな搾取される日々が一生続くのかと思うと気が重くなるマサミさん。しかし、そんなマサミさんに転機が訪れます。恋人のケイスケさんから「海外転勤についてきてほしい」と言われたのです。ケイスケさんが、母親とカズキさんに海外転勤について来てほしいことを伝えると、2人は仕送りが止められると怒りをあらわにし、カズキさんは代わりの補填をケイスケさんに求めました。

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娘の結婚よりも大切なのは、仕送りが止まること

ケイスケさんと結婚して海外転勤についていく。その言葉を聞いて母とカズキが真っ先に気にしたのは、私と会えなくなることではなく、自分たちに入るお金のことでした。家族のみっともない姿をケイスケさんに見られてしまい、私は恥ずかしさに耐えきれずうつむいてしまいました。

ケイスケさんは、カズキの息子の塾代を支払うつもりはないこと、そして今後仕送りをする予定もないことをハッキリと断言しました。その言葉を聞き、カズキは「は?どういうこと?」と顔面蒼白。母も「わ、私は反対です!」と結婚自体に反対してきました。

さらには「マサミに相応しい結婚相手は私が選んであげるのよ!?」とまで言い出します。しまいには、仕事を辞めさせて海外についてこさせようとする考えが身勝手だとわめく始末。カズキも便乗して、「こっちのことも考えろよ!」とブーイングします。2人のめちゃくちゃな返答に私は固まってしまいましたが、ケイスケさんは冷静に反論してくれました。

「お言葉ですが、身勝手なのはそちらではないでしょうか?マサミさんはあなた方のためにずっと仕送りをされていましたよね?弟さんも自立されてご家庭があるのではないですか?」それに対して「でも家族を支えるのがマサミの役目なんですよ。そう育てて来たんです!」と反論する母。私は母の言葉に、心がえぐられるような感覚がしました。

ケイスケさんが「そうやってマサミさんの人生を縛って来たんですよね?」と私の気持ちを代弁してくれますが、母は「うちのやり方に他人のあなたが何かを言う資格なんてないでしょう?マサミ、お母さんは反対よ!?お母さんの言うことを聞きなさい!」と、どこまでも私を縛るつもりでいるようです。このまま私の人生は、母に縛られたままなのかと思うと怖くなりました。

私は「いやよ・・・いやって言っているの!」と大きな声で叫びました。このまま家族の犠牲になりたくない。支えるのが当たり前だと言われ育ってきて、母に褒められたことが嬉しくて言われるがままに生きてきた私ですが、これ以上縛られるなんて嫌。私は、自分の人生を生きたい。

親が「自分たちのために尽くすのが当たり前」という考え方の元育ってきた搾取子だったマサミさん。ケイスケさんの後押しがあり、初めて自分のお母さんの意見に反論したんですね。これは大きな一歩と言えますね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま

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