[11]弟優先実母|家族か彼か、本当に大切なのはどっち?突如迫られた選択に戸惑いを隠せない

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前回のお話

恋人のケイスケさんと暮らすマサミさんは、ある日弟のカズキさんから母親への仕送りを増やして欲しいと言われます。なんでも、自分の息子を塾に行かせるために母親に援助を申し出たが、そうなると母親の生活費が圧迫されるため、姉であるマサミさんにその分を補填してほしいとのこと。当然、話を聞いたケイスケさんは混乱します。ところがマサミさんは幼少期から弟を支えるために自分の人生があると言われて育っており、これは彼女にとって当たり前のことでした。思い返せば、マサミさんは幼い頃から「お姉ちゃんでしょ」と我慢させられてばかり。中学生の頃も高校生の頃も、母親はカズキさんの希望を優先し、マサミさんのやりたいことは二の次。社会人になってからも、カズキさんの大学進学を支えるためにお給料のほとんどを回収されていました。転勤によって家族から離れることはできましたが、変わらず毎月15万円の仕送りを送ることを強要される日々。しかし、その話を聞いた同僚に「マサミが犠牲になる必要はない」とハッキリ言われ、マサミさんはその月から実家への仕送りを少しずつ減らす作戦に出ます。はじめはうまくいっていたものの、母親が気付かないわけもなく「こんな金額しか出せないなら戻って来てもらう方がいいわ」と言われてしまいます。その言葉で、マサミさんは仕送りを元の金額に戻すことにしたのでした。

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家族に搾取し続けられるか、縁を切って彼と結婚するか

同僚の「自分を犠牲にする必要はない」という言葉をきっかけに、自分がやっていることは当たり前でもなんでもないと気付いた私。その後、何かと理由をつけて実家への仕送りを減らそうとしましたが、母に勘付かれて文句を言われてしまいました。母と弟からの搾取は一生続くのかもしれない、そう考えると気が重くなります。

「マサミ?大丈夫?」ケイスケさんに声をかけられ、私はハッと我に返りました。「ごめん、ちょっと昔のこと思い出してて・・・」そう答えると、ケイスケさんは真剣な表情で「・・・あのさ」と切り出しました。

「実は今、海外転勤の話が出てるんだ」ケイスケさんの言葉を聞いて驚いた私は、思わず固まってしまいます。彼は続けて、「マサミが家族を優先しないといけないのは知ってる、その上でだけど、仕事を辞めて僕についてきて欲しいんだ」と言いました。

プロポーズとも受け取れる言葉に舞い上がりそうになるも、頭によぎるのは家族の顔。私は戸惑いながら「で、でも私がカズキを支えないとお母さんも困るし」と答えます。するとケイスケさんは「分かってるよ・・・でも、マサミはもう『家族』から解放されてもいいんじゃないかと思ってさ」と言いました。

「マサミが困るのは分かってたから、本当は自分1人で行こうとも思ったんだけど・・・どうしても諦められなくて」と悲しそうに話すケイスケさんの横顔を見て、胸が締めつけられました。こんな私でも一緒にいたいと思ってくれるなんて・・・結婚するなら彼しかいない、そう思います。それでも頭に思い浮かぶのは母と弟の存在でした。私はケイスケさんの顔をまともに見られないまま、「ありがとう、でもお母さんに反対されたら・・・」そう言葉を濁します。

するとケイスケさんは「実家に反対されても良くない!?そろそろ僕たち2人の人生を考えてもいいじゃん」とキッパリ。「出発までにはもう少し時間があるから、考えてみて欲しい」そう言われて、私は複雑な気持ちを抱えながらも「うん」と答えました。

ケイスケさんさんの海外転勤についていけば、家族との関係は断ち切れる。しかし、これほどひどい扱いを受けてきたにもかかわらず、マサミさんはまだ切り捨てる決心がつかないようで、ケイスケさんの申し出に複雑な表情を浮かべています。搾取される日々から抜け出すためにも、今、決断しなければなりませんね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま

最新のコメント
  • やーこ より

    デモデモダッテじゃなくて、自分の幸せを考えて〜

  • 10数年一人暮らしもさせて貰えない母親が子供の年金使われる より

    私も彼氏さんについて行く方がいいと思う母親が実の子供のお金縋りの生活強要人生は、もう終わって欲しいと思う母親が実の娘の結婚も認めないなら戸籍謄本事決別するべきだと思う

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