[13]再婚と連れ子の明暗|受かったせいでと悩む我が子の辛さに気づかなかった。後輩に指摘され腑に落ちる

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前回のお話

夫と死別した後、娘愛花ちゃんを連れ、バツイチで愛花ちゃんと同い年の娘くれあちゃんを育てる達夫さんと再婚した由以子さん。性格が正反対の2人でしたが月日とともに親友のような関係に。ある日くれあちゃんと同じ中学に行きたいと中学受験を希望する愛花ちゃんを心配しつつ応援することにした由以子さん。受験の末、くれあちゃんの本命だった難関A女子中にチャレンジ受験した愛花ちゃんが合格、くれあちゃんは不合格という結果にとなりくっきりと明暗が。ショックを受けC女子中も不合格だったくれあちゃんは「B女子なんて絶対行かない!」と部屋に籠るように。由以子さんが慰めようとすると「お前はいいよな。自分の子じゃないもんな!」と怒鳴り出す達夫さんに言葉を失います。その後、くれあちゃんに声をかけると今度はくれあちゃんに「パパのお金で愛花を塾に行かせて!あんたとパパが再婚したからこうなった!」と酷い言葉をぶつけられるも何度も声をかける由以子さん、そんな由以子さんに話しかけるも聞いてもらえない愛花ちゃんの姿がありました。

1話目から読む

「最近愛花とちゃんと話せてなかった」ありがたい後輩の助言

達夫さんや私が何度声をかけても一向に部屋から出て来ようとしないくれあ。ある日声をかけると「話しかけんなよ!パパのお金で愛花を塾にやって・・こうなったのはあんたがパパと再婚したせいだ!」と酷い言葉をかけられ言葉を失った私。その時、愛花が私に話しかけようとしていたなんて全く気付いていませんでした。

そしてある日会社でのこと。
「せんぱ~い!ここ誤字ってますよ~」そう言ってやって来たりえちゃんに声をかけられた私が「・・え?」と答えると、「大丈夫ですか?顔色悪いですよ!」と言われ、

「あれ・・ごめ・・」とこぼれてくる涙を止めることができませんでした。
「えっ!?先輩!?」突然の私の涙に驚いたりえちゃんが背中をさすってくれ、「だいじょぶだいじょぶ・・」と自分を励ますように呟いた後、

りえちゃんにくれあのことを聞いてもらいました。すると、「先輩もしんどい立場ですね」と慰めてくれ、「本当に上手くいってると思ったのよ。でも・・」と話しているとまた涙が。必死にこらえ資料を直そうとすると、「くれあちゃんもしんどいかもしれないですけど、愛花ちゃんも心配ですね・・」とりえちゃんが言い、

その言葉を聞いて「え・・?」と驚いた私に、「自分が受かったせいでって・・思っちゃってるかもしれませんよね?」と冷静に話すりえちゃん。

そう言われて「あ・・」とやっと気づいた私。あの日、愛花が何か言っている気がしたのに「なんでもない」と言われてそのままにしてしまった。りえちゃんの言葉を聞いて、「確かに・・愛花と最近ちゃんと話せてないかもしれない・・」と思ったのでした。

ある日仕事をしていると、後輩のりえさんに「先輩、誤字ってますよ~」と指摘され、りえさんの顔を見てこぼれる由以子さん。しっかり話を聞いてくれた上に「愛花ちゃんも心配ですね。自分が受かったせいで・・って思っちゃってるかも」と冷静な忠告、りえさんのおかげで、愛花ちゃんも辛いということにやっと気づけたのではないでしょうか。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:藍川らづ

最新のコメント
  • おばちゃん より

    どうして同じ中学を受験させてしまったのだろう
    普通の学校のお友達同士でも受験校被りだとその後の関係事を考えて内心親は心穏でいられないのに
    未熟な年齢の子供、本当の2歳差兄妹で同じ学校受験により明暗が出た家庭を知ってますが落ちた方の消化できない気持ちが家庭内で渦巻く事もありその位デリケートな問題
    まして再婚同士の子供達ならどちらも可哀想

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