庇ってくれる保護者たちに目頭が熱くなる

実は夫の健太は、私が勤める会社に出向していました。そのため、上司に嘘の報告をしたり、自分のミスを他人に押し付けて退職していった田中さんの過去も、もちろん知っています。まさか健太も同じ会社に勤めていたなんて思いもしなかった田中さんは、追い詰められたのか顔面蒼白。「私は何も悪いことなんてしていないし嘘もついてない!皆さんわかってくれますよね!?」と声を荒げる彼女の姿に、私たちはただ呆れるしかありませんでした。
すると、ひとりのママさんが「あの・・・いろいろな噂が飛び交っていると思うんですけど、私はスイちゃんママがそんなことするとは思えないんです」と口を開きました。その言葉に、隣にいた別のママさんも同意するように頷きます。

「去年、私が役員だった時、相談に乗ってくれたりお手伝いもしてくれて・・・その時も誰かの悪口を言われることもなくて」そう話すママさんの言葉に、周りにいたほかの保護者たちも次々と頷きます。その光景を見て、私は目頭が熱くなりました。

すると、また別のママさんが手を上げ、「スイちゃんが意地悪してるみたいなことお話されていましたけど、うちの子は田中さんのお子さんに押されたり、蹴られたりしているところをスイちゃんが助けてくれて」と、またしても私をかばってくれました。田中さんは、自分に味方がいないと悟ったのか、その場でわなわなと震え始めました。

田中さんは、「違う!みんな騙されている!私は悪くない!もうこの場にはいたくありません!園も退園します!」と声を張り上げました。この期に及んでもなお、自分の非を認めず他人のせいにする田中さん。私たちは、声を荒らげる彼女を無表情で見つめました。

やっぱり田中さんは、何ひとつ変わっていませんでした。教室から走り去っていくその背中を、私と健太をはじめ、居合わせた多くの保護者たちが黙って見送ります。声をかける人も、追いかける人も、誰ひとりいませんでした。
やはり、普段から人当たりがよく、さりげない気配りを欠かさない結衣さんの姿は、ちゃんと周囲の人たちに届いていたんですね。後から現れた田中さんが何を言おうと、それを鵜呑みにする人は誰ひとりいませんでした。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
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被害者意識の塊で、自分が正しい間違っていないと固く信じている。
他人の成果を横取りして、嘘で相手を貶める。
それが暴露されると、さっさと逃げる。
どっかで犯罪行為でもして捕まれば更生したかもしれないけれど、
やっていることが違法とは言い切れないことだからここまでこの調子だった。
何も変わらない田中さん
だから、息子がいるのに、旧姓の田中なんだね
会社に居られなくなり、妻でも居られなくなり、保育園にも居られなくなり、それでもわからないままだと、母でも居られなくなるよ