[11]夢見る花嫁|結婚に断固反対、取り付く島もない父と恋に陶酔中で結婚の現実が想像できない娘

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前回のお話

幼稚園教諭のユメさんは、運命の王子様との出会いを夢見る23歳。友人のアキさんがマッチングアプリで知り合った男性と良いお付き合いをし始めたことから、はじめはなんとなく怖い感じがしたマッチングアプリでしたが、思い切って始めてみることにしました。プロフィールを登録すると同時に男性たちから次々と届く「かわいいね」「会いたい」などの積極的なコメントに引いていたユメさんの目に留まったのは、落ち着いた雰囲気のある和男さん。年齢が28歳も上なことは気になりましたが、メッセージの文章が落ち着いていて素敵な印象の和男さんと何度かメッセージのやり取りをしたあと実際に会ってみると、和男さんはとても紳士的で、いろいろなところに連れて行ってくれたりレストランやバーを良く知っていてスマートな感じ。同世代の男子学生とは比べ物にならないような雰囲気にユメさんはすっかり陶酔してしまいました。和男さんとお付き合いをするようになって数か月後、素敵なレストランでプロポーズをされたユメさんは夢見心地でした。常に紳士的でお姫様のように扱ってくれる和男さんのことを運命の相手だと信じ切ってすっかり夢中になってしまっているユメさんは、プロポーズを受けてさっそくアキさんに報告しました。アキさんは驚きとともに、夢見がちで思い込みの激しい性格のユメさんを心配するのでした。ユメさんは両親にも報告しましたが、猛反対されてしまいました。

1話目から読む

頑張るって何を?反対され逆に燃える恋

和男さんと交際して2ヶ月経ったとき、素敵なレストランでプロポーズされて映画のヒロインになったような夢心地だった私。もちろん「はい」と答えました。私のことを大切にして、お姫様のように扱ってくれる和男さんとなら、幸せな結婚生活が待っているはず。

それなのに、アキは「大丈夫なの?」と心配そうに言うし、両親は猛反対。それでも、和男さんに会ってもらえればパパもママもきっとわかってくれるはずです。和男さんに話をすると、きちんとしたスーツで家に挨拶に来てくれました。

和男さんの挨拶の言葉を遮って、パパは「認めんっっ!!」とひと言吐き捨てて、部屋を出て行ってしまいました。ひどい。せっかく和男さんが来てくれたのに。

ママが静かにパパの態度を謝ると、「大切なお嬢さんのお相手がこんな男で申し訳ないです」と本当に大人な対応の和男さん。怒りにまかせて声を荒げたのはパパなのに、理解あることばをかけてくれるのです。ママは、和男さんが最近お母さまを亡くしたことで、私が返って迷惑をかけないかと心配そうに和男さんに伝えました。

和男さんは、家族と認めてもらえるように精進しますとママに言ってくれました。私だって同じ気持ち!和男さんと一緒ならなんだって乗り越えられるから、今は無理でもパパとママに認めてもらえるように頑張ると宣言しました。

パパもママも、結局最後まで結婚を認めるとは言ってくれませんでした。挨拶に来てくれた和男さんに申し訳なかったけれど、和男さんは笑って「殴られなかっただけでも儲けものだよ」と言ってくれました。この時の私は、絶対にパパとママにこの結婚は正しいと認めてもらうのだと意気込んでいました。

ユメさんは和男さんと結婚するのだと意気込んでいますが・・・いったい何を頑張るつもりなのか心配しかありません。和男さんの「支えてもらう」という発言も意外でした。私が守ります、幸せにします、などではないのですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。

最新のコメント
  • るる より

    和男の介護要員が決まりました!
    ピッチピチの若い娘なので死ぬまで安泰です!

  • ターボラッコ より

    親の介護と夫の介護、両方とも同時期にあり得る問題だけどね
    しかも近い将来は収入面も娘が担う事になるのでは?
    相当の覚悟が必要だけど、この2人はわかっているのかな?
    51歳なのに何だか頼りない感じですけど

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