「すまん言い過ぎた。本心じゃないんだ」気持ちの行き場がないのは夫も同じ

「愛花が受けなければ私が受かったかも・・」とA女子中に合格した愛花を妬ましく思っているかのようなくれあ。その言葉を聞いた愛花は「私の・・せい?」と思い悩んでいるようでした。私たちは、部屋に籠るようになったくれあをどうしたらいいのかわかりませんでした。
その後、「くれあ、ごはん食べてね」食事を用意して部屋の前に置き、声をかけるも何も返事はありません。すると「くれあ!わがままも大概にしなさい!悲しいがこれが現実だ。次に生かすしかないんだ!」と、達夫さんは何とかくれあを説得しようとしました。

そして翌朝。
くれあの部屋の前にはB女子中の制服がズタズタに切り裂かれ、捨てるように置かれていました。それを見て体をわなわなと震わせる達夫さんは、「くれあ・・いい加減に」と部屋のドアを無理やりこじ開けようとします。私は「ちょっと待って!」と慌てて引き留め、「あの子はすごく傷ついているの。もう少し、時間をあげられない?」と達夫さんに声をかけました。

すると、「お前はいいよな!愛花が受かってホッとしてるんだろう!くれあはどうせ自分の子じゃないもんな」達夫さんにそう言われ、「そんなこと・・!」と体が硬直しました。

一瞬張り詰めた空気が辺り一帯を包んだかと思うと、「・・すまん。言い過ぎた。本心じゃないんだ。ただ・・」くれあの部屋の前で座り込み、うなだれる達夫さんに、「うん・・わかってる」と声をかけました。

その後、中学校に入学しても、この生活は変わりませんでした。
「くれあ、少し話さない?今は愛花もお父さんもいないから」そう声をかけても、何も答えないくれあ。「美味しいパウンドケーキがあるのよ・・」くれあの部屋の前ですがるように話しかけましたが、くれあが何か言ってくれることはありませんでした。
B女子中には合格したものの、A女子中は不合格。チャレンジ受験だった愛花ちゃんは合格し、ショックからなかなか立ち直れないくれあちゃんの辛さ。B女子中にも行きたくないと制服を切り裂いてしまうほど傷ついた気持ちを「次に生かすしかないんだ!」と言われても・・。わかっていても心が体が反応しないこともありますよね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:藍川らづ
2児の母、イラストレーター。
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これなら、地元の公立中に通って、高校で挽回するってことにしたら?
もしくはA校の編入試験(倍率は高くなるけどなくはないはず)を受けられるよう、半年くらいかけて準備するとか?
とにかく前に進むようにしなきゃ。
それが本心でしょ。