[8]再婚と連れ子の明暗|残酷すぎる中学受験。本命に落ちた娘にかける言葉が見つからない

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前回のお話

元夫と死別して5年。由以子さんはバツイチで同じく子どもを持つ達夫さんと出会い再婚しました。由以子さんの娘愛花ちゃんと達夫さんの娘くれあちゃんは同い年。性格は正反対でしたが月日が経つにつれて2人の距離は縮まり、いつしか親友のような関係になっていきました。そんなある日、愛花ちゃんが突然くれあちゃんと同じ中学校に行きたいと言い出します。愛花ちゃんは勉強があまり得意ではないということもあって不安な由以子さんでしたが、くれあちゃんの影響を受けてみるみる成績を伸ばしていきました。一方のくれあちゃんは、追いかけられる立場になりプレッシャーを感じている様子。達夫さんに激励されながらも、不安な気持ちのまま受験当日を迎えました。1発目のB女子中は、くれあちゃん合格、愛花ちゃんは不合格。続いて愛花ちゃんが受けるD中学校は安全圏ということもあり合格。残りは難関のA中学校と、くれあちゃんの併願校であるC女子中のみとなりました。

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必ずしも結果が報われるとは限らない

ついに、愛花とくれあの中学受験が始まりました。最初のB女子中ではくれあが見事合格。一方、愛花は悔しくも不合格という結果に。続いて愛花だけが受けたD中学校は安全圏ということもあり合格。残るは、2人そろって挑む難関のA女子中と、くれあの併願校であるC女子中となりました。

そしてA女子中の受験当日。「行ってきまーす」やる気に満ち溢れた愛花とは対照的に、くれあはどこか浮かない表情をしていました。やっぱり本命というのもあって、緊張しているのかもしれません。

A女子中の合格発表の日。達夫さんはくれあの結果を、私は愛花の結果を、それぞれスマホで確認することに。くれあほどではないかもしれないけれど、愛花も自分なりに精一杯努力してきました。どうか良い結果でありますように・・・私は祈るような気持ちで、受験結果に目を凝らしました。

「うそ?ママ、番号ある!」愛花の言葉に、私は驚いて何度もスマホを確認しました。・・・本当だ!画面には、確かに愛花の受験番号が表示されています。私は勢いよく顔を上げ、達夫さんとくれあに「やった!くれあは・・・」と声をかけました。

視界に飛び込んできたのは、黙り込んでうつむく達夫さんと、涙を流して悔しそうに机を叩くくれあの姿でした。その光景を見た瞬間、私はすべてを悟ります。・・・くれあはA女子中に落ちたんだ。何と声をかければいいのか分からず、私と愛花はただその場に立ち尽くすことしかできませんでした。

そして残るは、くれあの併願校であるC女子中の合格発表。私は学問の神様のお守りをぎゅっと握りしめ、ただ祈るような気持ちで結果を待ちました。しかし、表示された画面にくれあの受験番号はありませんでした。A女子中の不合格から、うまく気持ちを切り替えられなかったのでしょう。塾からも問題ないと言われていたC女子中でも、くれあは合格をつかむことができませんでした。そして、最後の望みだった繰り上げ合格の電話も鳴りませんでした。

チャレンジ校だったA女子中に合格した愛花ちゃん。その一方で、くれあちゃんは不合格という結果に終わってしまいました。さらに、気持ちを切り替えられないまま迎えた併願校のC女子中でも不合格。どれだけ努力を重ねてきても、本番の結果が必ずしも報われるとは限らない・・・それが中学受験の厳しさです。それでも、この結果はあまりにも残酷で、胸が締めつけられます。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:藍川らづ
2児の母、イラストレーター。子育てのしんどさ、ネタにして楽しんでこー!

最新のコメント
  • なかむら より

    くれあBは受かっててそれがせめてもの救いだけどね。
    中学に限らず受験は水物です。いい出会いがあるよきっと。

  • 匿名 より

    これ父親がチャレンジだったんだからくれあちゃんに気を遣ってAに行かずにDに行けとかが愛花ちゃんに言い出したら最悪なんだけど。

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