[27完]義母の家乗っ取り計画|同居は叶わなかったけど、推しのメシスタントという想像以上の幸せを手に入れた

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前回のお話

夫の康太さんと娘のマナちゃんと3人家族で暮らすユカさんは料理が得意な専業主婦。ユカさんには、郊外の高級マンションのペントハウスに住む義母と義姉の知佳さんと同居するという密かな夢がありました。しかし義兄嫁の麻里さんも、義母との同居を狙っていて対抗心むき出し。事あるごとに小言を言われるので、ユカさんは参っていました。そんな時、康太さんが麻里さんに、この家は姉の持ち物なので母にアピールしても無駄だと伝えます。実は知佳さんは漫画家の緑乃トモヨシ。作品が映画化やアニメ化されるほど人気だと知った麻里さんは、知佳さんを利用してお金儲けをしようと企みますが、あえなく失敗。麻里さんの身勝手な行動に呆れた義兄の宗太さんは、ユウトくんの親権をもらい離婚することに決めました。トラブルメーカーだった麻里さんがいなくなり、やっと義実家に平穏な日々が訪れたのです。

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スペシャルサンクスに義姉から感謝の言葉が!

ひと悶着ありましたが、宗太さんと麻里さんの離婚は無事成立。息子のユウトくんは第一志望の高校に合格し、高校生になった今も変わらず義実家にご飯を食べに来てくれています。知佳さんは、麻里さんがいなくなったことで以前より1階におりてくることが増え、仕事ものびのびと進められている様子。ひとりのファンとして、その変化がとても嬉しく感じられます。こうしてようやく、義実家にも穏やかな日々がやってきたのでした。

今日も知佳さん、もとい緑乃トモヨシ先生のメシスタントとして、義実家にやってきた私とマナ。「こんにちはー今日は何にしましょうか」いつも通りご飯のリクエストをたずねます。

「いらっしゃい、2人とも」義母はいつも通り、にこやかな笑顔で迎えてくれました。ふと隣を見ると、そこには知佳さんの姿が。普段は仕事で2階にいることが多いのに、今日は珍しく義母と並んで私たちを出迎えてくれました。

すると知佳さんが、「ユカちゃん、これ明日発売の新刊・・・」そう言って、発売前の最新刊を手渡してくれました。「いいんですか!?ありがとうございます!」思わず声を上げ、胸を高鳴らせながらページをめくります。推しから直々に発売前の新刊をいただけるなんて、私はなんて幸せ者なんだろう。

最後のページまで読み終えたその時、スペシャルサンクスの欄に『Yちゃん、いつも美味しいごはんありがとう』という文字と、おそらく私であろうキャラクターの似顔絵を発見。私は嬉しさのあまり「ギャーッ」と悲鳴を上げ、その場に倒れ込みました。

このステキなマンションで暮らす夢は叶わなかったけれど、推しの食事を作って、推しの役に立っているという、想像以上の幸せを手に入れることができました。これからも緑乃トモヨシ先生のために、美味しいご飯を作っていきます。

義実家で暮らすという密かな夢は叶わなかったものの、ずっと憧れていた漫画家のメシスタントになるという大きな幸せを手に入れたユカさん。これからも、誰よりも近い場所で緑乃トモヨシ先生の胃袋を満たし続けてくれることでしょう。めでたしめでたし。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
みぃくんのママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

最新のコメント
  • けよりな より

    鼻血吹いて終わりとか最高の終幕でした。義兄嫁にはもっと反省して欲しいものですが、素直な甥っ子が解放されて良かったです。

  • くーりん より

    憧れのペントハウスに住んでみたいと思っていたらそれはあこがれで推しの住居、毛嫌いしている義兄嫁の哀れな最後と推しである義姉の飯スタントを担当しいつでも身近に推し活動出来る幸運に恵まれて幸せ過ぎてもう不満は何も無い。家庭円満で義家族共仲良く過ごせる大切な時間を満喫して欲しいもの。甥っ子が素直で本当に義姉に似ていない心が何とも言えない、義姉に似ていないのが本当に幸多かれ強欲過ぎた為縁切りと母を軽蔑していたから離れられて良かったね。やっと平和で一族円満に生活出来そう。

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