[23]離婚した初恋の人|離婚してくれてありがとう。今の幸せは元夫が浮気してくれたから

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前回のお話

独身で実家暮らしの公輔さんは、姉早絵さんの友人で学生時代の初恋の人ユリさんが夫の不倫で離婚して地元に戻ってきたことを知ります。仕事を探していたユリさんに早絵さんが実家の農業を手伝って欲しいと提案し、両親も大賛成でユリさんを歓迎。戸惑いながらもユリさんとの急接近を嬉しく思っていた公輔さんは、一緒に過ごすうちにユリさんへの恋心が募っていきました。その後、兄夫婦が住む実家で肩身の狭い思いをしていたユリさんに公輔さんの両親が住み込みで働くことを提案し、公輔さんの家で住むことになったユリさん。ある日、家族から背中を押されユリさんをデートに誘った公輔さんは、勢いあまってプロポーズ。しかし、ユリさんは「私も好き」と言いつつも「結婚はできない」と涙を流して断ります。その夜、早絵さんに促され二人で話し合うと、ユリさんがプロポーズを断ったのは不妊で子どもが産めないからだと聞いた公輔さんは何の問題もないことを伝え、改めてプロポーズ。ユリさんはプロポーズを受け入れ、二人は婚約しました。家族からも祝福され幸せいっぱいの公輔さんとユリさんでしたが、ある日ユリさんの元夫が突然訪ねてきて復縁を迫りました。元夫はユリさんの不妊を理由に公輔さんに結婚を思い留まるよう言いますが、公輔さんもお母さんも元夫の言葉を一蹴。さっさと帰るよう促された元夫は怒って公輔さんに殴りかかろうとしましたが、お父さんが害虫用のネットを被せて元夫は身動きができずじたばた。ネットの中でみじめな姿の元夫に、公輔さんは「これ以上何かするならこちらにも考えがあります。ユリにも手出しはさせない」と強く言いました。

1話目から読む

元夫の浮気に感謝。おかげで彼女と結婚できた

復縁を迫りに来たユリの元夫は、俺と母さんに言い負かされそうになると逆上して殴りかかって来ました。しかし、後ろからやってきた父さんに害虫用のネットを被せられると身動きが取れなくなりじたばた。俺はネットの中で悔しがるユリの元夫に「ユリに手出しはさせない」ときっぱり言いました。

元夫は「あーあ!せっかく情をかけてやったのになんだよ!!不妊でももう一度もらってやろうって言ってるのに馬鹿じゃねぇ?」と負け惜しみの捨て台詞を吐きましたが、ユリは元夫の目を真っ直ぐ見て「謹んでお断り申し上げます。二度と私の前にあらわれないで」と毅然とした態度ではっきり伝えました。

「私、今、はじめて幸せを実感してるの。だからあなたが浮気してくれてよかった。それで離婚できたんだもの」と噛み締めるようにユリが言いました。俺は、幸せな2人の姿を元夫に見せつけるように「そうだな。あんたの目が節穴でよかった。そのおかげでユリと一緒になれたんだし」とユリの肩を抱きながら言いました。

すると、母さんも「あらあら!じゃあ不倫相手さんがキューピッドかしらねぇ」と笑顔で言い、「母さん、面白いこと言うな」と父さんもノリノリ。そんな2人にユリも「私、公輔さんもだけど、お義父さんもお義母さんも大好きです」と笑顔を向け、元夫は完全に蚊帳の外。全く相手にされず「・・帰る!」と怒って歩き出した元夫を、俺は「待て!」と呼び止めました。

「なんだよ」と苛立つ元夫に、「二度とユリに近づくなよ」と釘をさすと、「いっ・・田舎者が偉そうに!こんな女と結婚したら後悔するに決まってるからな」と負け惜しみして喚いていましたが、ネットを被ったまま怒りながら帰って行く姿に笑ってしまいました。

元夫が帰った後、母さんが「頼りないと思ってたけど、公輔もやるじゃない」とニヤニヤしながら言ってきたので、俺は平静を装って「当たり前だろ」と返しましたが、恥ずかしくて顔が真っ赤になっていたのはきっとバレバレだったと思います。ユリは「公輔さん・・ありがとう」と涙ぐんでいました。ユリを守ることができて本当に良かった。

強気でユリさんに復縁を迫った元夫ですが、誰からも相手にされませんでしたね。ユリさんの言った通り、元夫が浮気してくれて本当によかったです。感謝したいくらいですね!

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
3児のママ

最新のコメント
  • ななし より

    きっとストレスが酷すぎてベビーに避けられてたのではないかしら
    あんな家に産まれたら不幸は目に見えてるもの
    今度はほっこり良いおうちだからすぐに良い知らせがありそう

  • 名無し より

    コラッ!!ネット返せや!!!
    農作業に使う道具って見た目以上に高いし買い替えたら使い勝手が違って困るんだよ!
    お前なんかにはもったいないぞ返せ!!

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