義母には言えない「煩いね」のひと言

ひとりだけ病院に残され、しばらく入院生活を送ることになった義父はかなり不機嫌な様子で毎日何度も義母に電話してきては文句をいい、「気が利かないからいつも母さんにしかられるんだ」などとひどいことを罵りました。仕事と家事と毎日の病院通いで疲れてしまっている義母は、タオルにこだわる義父にすぐ持って行くと答えてもまだ何か言っている義父に辟易し座り込んでしまいました。

義祖母が若い頃の話を私が聞いたことで、厳しい義母に毎日のように辛く当たられて夫にはかばってもらえないどころかいつも「お前が悪い」と言われ、孤独で泣いていた昔を思い出した義祖母は、黙って義母のスマホを拾い上げました。何が起こるのだろうかと、義母も私も驚いて思わず「あっ」と声に出てしました。

反応のない義母にずっと電話越しに文句を言い続けていた義父に、「なんだい煩いね。」と義祖母がぴしゃり。もちろん義父も驚いたと思います。今までなら、義母の電話に義祖母が出るなんてありえませんでしたから。「お前いつまで反抗期なんだい。」義父にそんなことが言えるのは義祖母だけです。義母はまさかの義祖母の行動に驚いて言葉も出てこないようでした。

突然、義祖母が義母をかばって義父に反撃してくれているのが信じられない様子で「えっ」と驚きながらも嬉しそうな顔の義母。一方で義祖母は義父の文句の隙も与えないくらいに叱っていました。

「良枝さんが何度も確認しながら荷物持ってってくれただろう?何を文句言ってるのよあんたは。」と言う義祖母。嫌味や喧嘩ばかりしながらも、義母の行動はちゃんと見ていたのですね。突然義祖母に怒られた義父は、義母にはいつものタオルが無いとかなり上からの物言いでしたが、「いや、でも俺はいつものタオルが・・・。」と、すっかり剣幕はおさまったようです。
ひとりで入院しているのがよほどさみしいのか、タオルくらいで文句を言うためにわざわざ義母に電話をしてくる義父はまるで子どものようですね。特に仲が悪くなるようなことがあった訳でもないのになんとなくお嫁さんである良枝さんに辛く当たってしまっていた義祖母キヨさん。嫁いびりと、無関心なのに文句ばかりの夫で辛くて孤独で泣いていた過去への嫌悪感を義母に重ねてしまっていた義祖母。これでは当時の義母と自分が同じになってしまうと気づいたのかもしれませんね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。
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いい年こいたジジイのくせに、奥さんに甘えてんじゃねぇ!
こんな役立たずのクソ旦那は施設にほうり込んで、無視してしまえ。