2人でたくさん泣いたら、少しだけ心が軽くなった


私の話を聞いてくれたうえ、家まで送ってくれた美沙ちゃん。彼女と話したことで、私の中の迷いがすっかり整理された気がしました。今まではリマのこともあって決断できませんでしたが、やっぱりあんな切り出し方をした正志のことは許せません。私は正志と離婚して、リマと2人で生きていく道を選びました。
美沙ちゃんに送ってもらったあと、私は立ち止まって自分たちの家を見上げました。3人で暮らすために買った家。引っ越してきたばかりの頃は、ここで幸せな毎日を重ねていくんだと希望に満ち溢れていたっけ・・・。これからは、ここでリマと2人で暮らすことになるんだ。

明日、リマにはきちんと話をしなければなりません。パパのことが好きだったリマ。彼女がどれほど傷つくかを思うと胸が締めつけられます。まだ小学生の娘に寂しい思いをさせてしまうことが申し訳なくて、私はリビングで声を押し殺して泣きました。

そして翌日。私はリマの目をまっすぐ見つめて、「パパにママより大切な人ができたこと」、「パパとママは離婚すること」、「リマはママと一緒でいいか」、「パパもママもリマの親であることは変わりないこと」を分かりやすく伝えました。

そして、どうしても忘れないでほしいこととして、「ママはリマが大好きなこと」その想いを噓偽りなく伝えました。リマは目に涙を浮かべながら、何も言わず、ただ静かに私の話に耳を傾けてくれました。

リマは私の話を聞き終えると「ママに意地悪言ったり、航くんの話ばっかりしてリマに怒るパパは嫌い!最近はパパがいない方がいいかなってちょっと思ってた」と今まで思っていたことを話してくれました。きっと、本当は辛いし悲しいのに、私のために言ってくれているんでしょう。私は涙を流しながら、リマに謝りました。

「ママは悪くないよ、ママが大好きだからずっと一緒にいる、リマがいるから大丈夫だよ・・・」この子はいつからこんなに強くなったんでしょうか。私はリマと抱き合いながら、わんわんと涙を流しました。2人でたくさん泣いたら、少しだけ心が軽くなりました。
リマちゃんは、両親が離婚することをうすうす感じ取っていたのでしょう。まだ幼いのに、理恵さんの気持ちを思いやるその姿に、胸が締めつけられます。正志さんは自分の身勝手な行動が、理恵さんだけでなく、リマちゃんの心にも深い傷を残したことに気づいているのでしょうか。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi
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聡子、何故出てこない?もしかしたら正志の一方的な思い込みかも・・・。聡子サイドは「地主だからいろいろ手伝ってもらえるのは当然」って思っているだけで、いざ正志が求婚したら「マジ?有り得ないんだけど?!」ってなりそう。どっちにしろ正志からは慰謝料と養育費たんまり貰って、理恵とリマは新しい人生を歩んだ方がいいと思う。「聡子を支えたい」と言う男が早々に退職願を出すなんてアタマ悪すぎ!!