同じ手が二度も通用するほど、会社は甘くない

得意先のプレゼンを任されていた田中さんでしたが、当日になって体調不良を理由に欠席。本来なら得意先へ直行するはずだったのに、プレゼンの資料が入ったPCが会社に置いたままになっていたことから、藤澤さんと私は、田中さんが最初からプレゼンを休むつもりだったことを察します。藤澤さんがすぐに電話をくれたおかげで、プレゼンをなんとか成功させることができました。
取引先からの帰り道、「佐藤さんのおかげでプレゼンも上手くいったよ」と上機嫌な藤澤さん。私は「いえ、こちらこそ色々ありがとうございました」とお礼を伝えます。すると藤澤さんは、何か企んでいるような表情で「さて、田中さんどうするかな~」とつぶやきました。

翌日、田中さんは何事もなかったかのように出社してきました。「昨日はすみませんでしたー急に体調崩しちゃって」と、あまりにも軽い謝罪に思わず頭を抱えてしまいます。田中さんは続けて「完璧に準備した資料を事前に藤澤さんに渡しててよかった~藤澤さんなら余裕だったと思いますけど!」と悪びれる様子なく言いました。

すると藤澤さんは「田中さんの資料間違いだらけで使えなかったの、でも大丈夫、佐藤さんが用意した資料でプレゼンしたから・・・どうしたの?いつもは完璧な資料作るのに」と言いました。穏やかで優しい藤澤さんから、まさかそんな言葉が返ってくるとは思っていなかったのでしょう。田中さんは「え?」とその場で固まってしまいました。

「あれ~?私また修正前の資料を渡しちゃったかもしれません」とお得意の技を披露する田中さん。しかし藤澤さんは笑顔を崩さないまま、「まぁやるよねそういうミス、でもね~人が作ったものを自分が作ったように見せかけるのはちょっと違うかな~?」と言いました。

いつも優しい藤澤さんが、まさか自分にこんなことを言うはずがない・・・田中さんはそう思ったのでしょう。ぐっと拳を握りしめ、目に涙を浮かべながら、「もしかして佐藤さんがなにか言ったんですか?佐藤さん私のこと妬んでたから」と言いました。
大切なプレゼンを無断で欠席しておきながら、翌日には何事もなかったかのように出社してきた田中さん。藤澤さんから「資料が間違いだらけで使えなかった」と指摘されると、「修正前の資料を渡しちゃったかも」と、またしてもお得意の誤魔化し。しかし、同じ手が二度も通用するほど、会社は甘くありませんよ。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。
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ぶっっっっ!
お茶吹いちゃいましたっ!
PCは共有してたら履歴出ますよね。
資料修正して時間履歴も出るはず
気づいてない田中さんっっ!!!!!