義祖母が優しくなることなんてあり得ない

義母と義祖母が目の前で言い合いを始めても、義父は義母を庇うことなく、まるで他人事のように気にも留めません。それどころか、義母に対して上から目線でものを言う態度に、私はこの家には今もなお、亭主関白の名残がうっすらと残っているのだと感じずにはいられませんでした。
義母と並んで後片付けをしている最中も、その違和感が頭から離れず、私は思い切って義母にそれとなく、「お義父さんって・・・どんな人なんですか?」と尋ねます。

すると義母はうーんと考え込み、「そうねぇ・・・頑固な感じかなぁ、こうって決めたらなかなか考えを変えられないというか・・・」と言葉を選ぶように言いました。そして少し間を置いて、「良いところもあるんだけどね」と付け加えます。

確かに、義祖母と義母が口論になっている最中でさえ、義父は気に留める様子がありませんでした。その光景を思い返しながら、私は、義母はこれまでずっと多くの苦労を重ねてきたのではないかと思いました。

「おばあちゃんがもっとお義母さんに優しかったらいいのに・・・」私が、ふと思ったことをぽつりと口にすると、義母がものすごい剣幕で「何って!?そんなの、ひな祭りにサンタが来るようなもんよ!」ときっぱり否定しました。

すると、義母の声につられて義祖母がやってきました。「なに大声で騒いでるの、ひな祭りにサンタが来るわけないじゃない」そう言われると、義母は間髪入れずに「来るわけないじゃないですか!そういうことです!」と言い返します。・・・やっぱり、義母と義祖母が仲良くなる日はまだまだ遠そう。
無関心な義父と、ことあるごとに喧嘩を吹っかけてくる義祖母。きっと義母は、誰にも庇われることなく、ずっと耐えてきたのではないでしょうか。せめて義母と義祖母の関係が、ほんの少しでも和らいでくれたらいいのですが。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。
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