「ごめんなさーい」とへらへら謝罪する不倫相手にイラッ

和也の不倫が原因で離婚することになった私。実家に帰った私は、義両親へ離婚の報告をしたり、弁護士を探して二人に慰謝料を請求したりとやるべきことを粛々と進めました。頭の中がお花畑状態の二人は話が通じなかったので、責任を感じた義両親が慰謝料を支払ってくれ、私は32歳にして数百万円の現金とともに再び独身に戻ることになりました。
会社のお昼休み。お弁当を食べながら仲の良い同期の麗子に離婚を報告すると「いやー、まさか美香が離婚するとはね」と驚かれたので、「私だってまさかと思ってるよ」と答えました。すると「いいじゃん、まだ32。次行こ、次!」と明るく言う麗子。麗子のこういうところ、好きだな。変に暗い空気にならず前向きな言葉をくれる麗子に感謝しつつも、「しばらくそんな気分にはなれないわ・・」と私は遠い目。和也との離婚による精神的ダメージは一切ありませんが、かと言って新たな恋愛をする気にもなれません。

「そんなこと言ってたらアッという間に年とっちゃうよ」と言う麗子の言葉を聞いて「・・確かに。ほなみちゃんはお肌ピッチピチだったわ」と和也の不倫相手ほなみちゃんを思い出した私。離婚が決まった後、彼女が私に謝りたがっているからと和也が連れてきて一度だけほなみちゃんに会ったことがありました。まだ23歳らしく、こっちがうらやましくなるぐらい若くてかわいい子でした。

私に謝りたいと言っていたらしいほなみちゃんですが、彼女の口から出たのは笑顔を浮かべながらの「ごめんなさーい」の軽い一言のみ。さすがにその謝罪は違うでしょと思った私が「あのねぇ」と言いかけると、すかさず和也が「ほなみを責めないでくれ。悪いのは俺だ」とヒーロー気取りで私を制止。そんな和也をほなみちゃんはうっとり見つめ、すっかり二人の世界。私は冷めた目で見つめ合う二人を見ていました。

とんだ茶番を見せられたことを思い出した私は、バカバカしくなり「そうね。次、なんかいい話あったら教えて」と麗子に伝え、次の出会いを前向きに考えようと思いなおしました。麗子は「オッケー」と嬉しそうに言うと、「でも、仕事辞めてなくてよかったね」と続けました。すんなり離婚に踏み切れたのはお金の心配がなかったことも大きかったですし、仕事があるから余計なことを考える時間もあまりなくて助かっていたので、私は心の底から「うん、それはホントそう」と答えました。

予想外の離婚をすることになった私だったけれど、悪友と仕事のおかげで落ち込みすぎることもなく、毎日を過ごすことができていました。元夫に未練は全くありませんが、やはり離婚でかなりのエネルギーを消耗したのも事実です。
未練はないとはいえ、和也さんに裏切られて全く傷ついていないわけではないはずの美香さん。配偶者の不倫で離婚と聞くとかける言葉に迷ってしまいそうですが、麗子さんのように明るく前向きな言葉をかけてくれる存在がいて美香さんは救われたでしょうね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:YUKA
3人の子持ちのイラストレーターです。教員免許あり
育児理論を分かりやすくして漫画にしています。
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仕事辞めてなくてほんとに良かった。わたしなら「この度離婚しました。新しい方と再婚すると思いますが何か元妻の私がする手続きなどありますか?」とかすっとぼけて旦那の会社にも報告しちゃうけどね。
この後どうなるかわかんないけど、主人公を応援したい。
てゆーか、この絵の人、前作よりメッチャ絵上手くなってない?