[12]新入社員はフレネミー女子|嫌がらせ?本来なら自分がやるべき資料の修正を、教育係に無理やり押し付ける

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前回のお話

娘スイちゃんを保育園へお迎えに行った結衣さんは、どこか見覚えのある女性の姿を見かけて驚きます。その女性は、結衣さんと同じ職場で以前まで働いていた田中さんでした。数年前、結衣さんは新入社員である田中さんの教育係を任されました。はじめは、明るく挨拶できる彼女に好印象を抱いていましたが、タスクが終わっているのに意味もなく毎日3時間残業したり、結衣さんが作った資料を自分の手柄にしたり、集中して仕事がしたいからと強引に座席の移動を要求したり、想像以上のモンスター新人ぶりに結衣さんは頭を抱えます。そんなある日、結衣さんは田中さんに突然「和真に今日の予定で大丈夫ですって伝えてもらえますか?」と伝言を頼まれてビックリ。結衣さんは、自分と同棲している彼氏を呼び捨てで呼ぶ田中さんに不信感を覚えつつも、その日の夜、和真さんに伝言を伝えます。どうやら、会社でゲームをするメンバーに田中さんもいるようで、今回の伝言はその予定についてだったそう。すると、和真さんが突然「美咲ちゃんに厳しいみたいじゃん、羨ましがってないで彼女の実力を認めてあげなよ」と言ってきて驚きます。和真さんに話を聞くと、田中さんは、自分の方が仕事ができることを妬んだ結衣さんに悪口を言われている、とゲームのメンバーに吹き込んでいるそう。結衣さんは、あることないこと話す田中さんと、彼女の言うことをまんまと信じる和真さんに怒りを覚えたのでした。

1話目から読む

人に仕事を押し付け、自分は定時で帰る新人

和真の話を聞いて、教育係である私よりも、田中さんの方が優秀で仕事ができるという認識になっていることに驚きました。他人が作った資料を、自分の成果のように扱っているのは田中さんなのに・・・。私は事実をねじ曲げる田中さんにも、何も知らないのに彼女から聞いた話だけを信じて私を悪者にする和真にも、強い怒りを覚えました。

翌日、田中さんへの不信感と和真への怒りを抱えたまま出社した私。すると田中さんから「佐藤さん、この資料を確認していただけますか?」と声をかけられました。どうやら教育係である私に、藤澤さんから依頼された資料のダブルチェックを頼みたいようです。私は「わかった」と返事をして資料を受け取りました。

「はい、修正箇所チェックしたよ」そう言って資料を返そうとすると、田中さんは「あー・・・」と何か考え込むように言葉を濁しました。なんだか嫌な予感が胸をよぎります。

すると田中さんは両手を合わせ、「佐藤さんごめんなさい、修正部分を直した状態で頂いてもいいですか?」と頼んできました。思いもよらないお願いに、私は思わず「え?」と声を漏らします。「私、他の仕事も任されていて・・・手が回らなくって」どうして私が田中さんの仕事までやらなきゃいけないの?

「いや、これは田中さんの仕事でしょ?」私がそう返すと、田中さんは「でも佐藤さんの作成する資料、完成度も私と同じくらい完璧だし、佐藤さん私の教育係じゃないですか?サポートお願いします」となぜか上から目線で言ってきました。確かに、教育係として新入社員をサポートするのは私の役割です。だけど困ったときに仕事を押し付けるのは違います。

私が資料を返そうとした瞬間、田中さんはさっと立ち上がり、「それに私、今日はどうしても早く帰らないといけなくて、じゃあお願いしまーす」と笑顔で去っていきました。どうして私がやらないといけないの。他の仕事もまかされていて手が回らないのに、なんで人に残業させて、自分は定時で帰っていくのよ。私は納得がいかないまま、渋々資料の修正に取りかかったのでした。

今回の資料の修正は、本来であれば田中さん自身が責任を持ってやり遂げるべき仕事です。それを修正の段階になって、教育係という立場の先輩に無理やり押し付けるのは、あまりにも無責任。もし他の業務で手が回らないのなら、キャパオーバーになる前に事情を説明し、相談したうえでサポートを求めるべきです。田中さんの行動は、新入社員という立場を都合よく利用しているだけとしか思えませんね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

最新のコメント
  • りか より

    なんで上司に相談しないんだろ。こんな女の教育係やってられないし。
    なんで教育係に上から目線なの?そんな完璧なら教えてもらう必要ないよね!

  • なかむら より

    周りを味方につけといたほうがよさそうね

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