[21]初恋こじらせ夫|久しぶりの義実家帰省。だけど義両親は自分にだけよそよそしく、違和感を覚えざるを得ない

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前回のお話

真面目で優しい夫正志さんと娘リマちゃんの3人で幸せに暮らしていたはずの理恵さんの日常は、ある日、正志さんが久しぶりに参加した同窓会を機に崩れていきました。同窓会に参加した正志さんは、地主の息子である総一郎さんの妹聡子さんが離婚して地元に戻ってきたことを知ります。理恵さんは、同窓会から帰宅した正志さんに、「地元のみんなで聡子をサポートするために今後は週末を利用して実家に帰る」と言われ快諾。しかし日を追うごとに頻度は増え、ついには家族を蔑ろにするようになり、徐々に不満を募らせます。週末家にいるようにお願いするも、ただソファに座ってスマホを眺めたり総一郎さんと電話したりするだけ。それだけでなく、理恵さんを聡子さんと比べるような発言をするように。耐えきれなくなった理恵さんは、正志さんの幼なじみである裕二さんとその妻美沙さんに相談することにしました。すると裕二さんは、自分たちの過去のことを淡々と話し始めました。裕二さんの話を聞き終えた理恵さんは、話の内容と先週末の正志さんの態度から、正志さんの気持ちが自分たちには向いていないことを悟ります。そしてその日の夜更け頃、理恵さんは地元から帰ってきた正志さんと話し合うことに。すると正志さんは、聡子さんとデートするわけでもなく、ただ聡子さんとその息子の航くん、そして多田家のために動いていたことを白状しました。そして曇りのない目で「俺は聡子を支えたい」と口にしました。それから1ヶ月後、そろそろ離婚について話し合った方がいいのかもしれないと悩む理恵さん。すると突然リマちゃんが正志さんに、「久しぶりに家族全員でばぁばの家に行きたい」と言い出します。一瞬戸惑う正志さんでしたが、リマちゃんの押しに負け承諾。理恵さんは自分も連れていかれることに戸惑いましたが、断れるはずもなく、週末義実家に行くことになったのでした。

1話目から読む

義母も義父も、なんだかよそよそしい?

正志のいない週末にも、夫婦の会話がほとんどない日常にも、私とリマはいつの間にか慣れてしまいました。そろそろきちんと離婚について話し合うべきなのかもしれない・・・そう考えていた時、リマが突然「来週の土日、ばぁばの家に行きたい」と言い出したのです。しかもなぜか私も一緒に。リマがいれば、さすがに正志も聡子さんには会えないはず。それなのに、聡子さんのいる地元へ連れて行こうとするなんて。私は正志が何を考えているのかまったく理解できませんでした。

そして週末、久しぶりに家族揃って義実家にやってきた私たち。「じぃじばぁば、こんにちは~」と元気に挨拶をしながらリマが玄関を開けると、「リマちゃん、いらっしゃい」と義両親が笑顔で出迎えてくれました。義両親もリマも、久々に会えて嬉しそうです。

「お義母さん、お久しぶりです!お土産です」そう言って義母にお土産を手渡そうとすると、「いっ、いらっしゃい~久しぶりねぇ、お土産ありがとね・・・」なんだか義母の様子がおかしい。いつもよりよそよそしい気がするのは気のせいでしょうか。

すると義父が「リマちゃん、じぃじとお菓子買いに行こうか~」とリマに声をかけます。リマは
「やった~スーパー佐伯?行きたい」と大喜び。浮かれるリマに「リマ、あんまりおねだりしすぎちゃだめだよ」と声をかけると、義父は「・・・気にせんで、じゃあリマちゃん行こうか」と言ってくれました。なんだか義父も、義母と同じくいつもよりぎこちない気がします。

義父とリマが出て行くと、部屋には気まずい沈黙が流れました。前はこんな空気じゃなかったのに、なんでだろう。すると沈黙に耐えられなかったのか、義母が「えっと、お茶でも入れようかね~」と口を開きました。私は咄嗟に「あっ、私がやります!」と返事をします。

気まずい空気から逃げるようにキッチンへ向かった私。3人分のお茶を用意して、居間へ続く廊下を歩いていると、「正志・・・電話で言ってたことは本気なの?」となにやら深刻そうに話す義母の声が聞こえてきました。

私は2人の会話を邪魔しないよう、居間の手前で足を止めました。電話で言ってたことってなんだろう。正志から何も聞かされていなかった私は、疑問符を浮かべます。すると次の瞬間、「そんな、離婚だなんて・・・」と、耳を疑う義母の言葉が飛び込んできたのでした。

いつもよりどこかよそよそしい義両親に違和感を覚えながらも、変わらず普段通りに振る舞う理恵さん。後になって、正志さんがあらかじめ義両親に離婚することを伝えていたからだと知ります。それにしても、妻である理恵さんには何ひとつ伝えないまま、自分だけで離婚を決めてしまう正志さん。その身勝手さには、言葉を失ってしまいますね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

最新のコメント
  • ななしー より

    正志が突っ走ってるだけ

  • ともともち より

    離婚で結構だけど、リマの親権はもちろんの事、慰謝料と養育費をきちんと払えよって話。
    まあ、こんな最低最悪な旦那、父ならはっきり言って
    いらないけどね。
    聡子からも慰謝料欲しいよね。それができないのが
    腹立たしい。
    多田家も旦那も痛い目合えばいい。

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