[12]義母の家乗っ取り計画|義母に媚を売り義姉を見下す母親に嫌悪感を抱いていた息子

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前回のお話

夫の康太さん、3歳の娘マナちゃんと3人で暮らすユカさんは、マイホームに憧れる料理が得意な専業主婦。康太さんの実家は郊外の高級マンションのペントハウスで、義母と独身の義姉知佳さんが2人で暮らしています。ユカさんはここで同居できたらと密かに夢見ており、義実家を狙っている義兄嫁の麻里さんはユカさんに対抗心むき出しで義母に取り入ろうと必死です。人付き合いが苦手で在宅で仕事をしているらしい知佳さんを麻里さんは引きこもりと決めつけ見下していますが、ユカさんは自分の手料理を喜んで食べてくれる知佳さんが好きでした。ある日、ユカさんとマナちゃんが義実家に行くと、すでに麻里さんが来ていました。夜になって麻里さんの息子ユウトくんも合流。ユウトくんは、麻里さんが遠回しに義母に学費の援助をせがんだりお世辞ばかり言ってゴマをする様子を冷めた目で見ていました。仕事帰りの康太さんがユカさん達を迎えに来ると、ユウトくんが遠慮がちに「俺も乗せてくれない?」と聞きました。どうやら麻里さんはこのまま義実家に泊まるつもりのようで、受験生のユウトくんは勉強をしたいから家に帰りたいとのことだったので私たちはユウトくんの依頼を快諾しました。

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義母に媚を売り義姉を見下す母親を嫌がる息子

娘のマナと義母の家に行っていた私。夜、夫の康太が仕事帰りに迎えに来てくれたのですが、同じく義実家に来ていた甥のユウトくんも家に帰りたいから送って欲しいと言ってきました。義兄嫁の麻里さんは義母に気に入られようと泊まるつもりらしく、勉強をしたいユウトくんは家に帰りたいとのことだったので私たちは快諾しました。

帰り道の車内。「すみません、仕事で疲れてるのに・・」と申し訳なさそうにするユウトくんに「いいって、大した手間じゃないから」と康太が優しく言いました。

康太が「兄キ、不在がちなんだって?そんなに仕事忙しいんだ」と近況を尋ねると、ユウトくんは「新しい事業の立ち上げなんで大変らしいです。でも、仕事は楽しいみたいですよ」と笑顔で答えました。続けて、康太は「麻里さん、寂しいのかな?ま、母さんの相手してくれるのは助かるけど」と義実家に入り浸る麻里さんのことを話題に出して冗談っぽく言いました。

すると、ユウトくんは「俺は嫌ですね。ばあちゃんに媚び売って、知佳さんをこき下ろして・・。ぶっちゃけ、家での母さんの様子はここでは言えないくらいです」とうんざりした様子で言いました。それを聞いた私は「多分、私も悪口言われてるんだろうな」と苦笑い。面と向かってあれだけ嫌味を言ってくるのですから、裏ではもっと酷いことを言っているに違いありません。

「まぁ、うちの姉ちゃんも特殊だからな・・」と苦笑いした康太は、「そうだ、ユウト」と切り出すと「お前せっかく頭いいんだから、どこでも好きな学校行けよ。お前の将来のための投資なんだ。母さんたちも喜んで出してくれるはず」とユウトくんの背中を押しました。

麻里さんが義母に援助をねだる様子を複雑な表情で見ていたユウトくんは、康太の言葉に「すみません、ありがとうございます」と感謝しながらもやはり申し訳なさそうにしていました。「その辺りは姉ちゃんや兄ちゃんとも話してあるから、気にすんな」と康太が言うと、ようやく笑顔になったユウトくんを見て、私も「よかったね、ユウトくん」と心から思いました。正直、麻里さんのやり方には思うところはありますが、ユウトくんのことは心から応援してあげたいと思っています。

麻里さんは家でも知佳さんやユカさんのことを悪く言っているようですね。母親から身内の悪口を聞かされるユウトくんがかわいそうです。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
みぃくんのママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

最新のコメント
  • まみごん より

    まだ続くよね?「支援するから老後の介護は義姉にお願いね」とか義兄が怒って息子を引き取り離婚するって話になってほしいんだが。

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