乳歯に虫歯ができたらそのままでもいい?歯科衛生士の視点でお答えいただきました

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子どもに虫歯ができちゃった!普段どんなことに気を付けていればよかったんだろう?乳歯に虫歯ができても、歯医者さんに行った方がいい?そんな悩みについて、歯科衛生士の榮幸子さんにお答えいただきました。

子どもの虫歯について毎日の生活からできること

「ちゃんと歯みがきしているのに、虫歯ができてしまった・・・」
そんな経験に落ち込んだり、不安になったりする親御さんはとても多いです。

でも虫歯は「歯みがき」だけの問題ではなく、生活習慣全体が関わるもの。だからこそ、日常のちょっとした意識や工夫で改善が可能です。

子どもが虫歯になったとき、気を付けてあげることは?

まず大切なのは「責めないこと」です。
「ちゃんとみがいてないからでしょ」と言われると、子どもは歯みがき自体が嫌になってしまいます。
虫歯ができた=失敗ではなく、
「体や生活リズムを見直すサイン」
と捉え、一緒にどうしたら良くなるかを考えてみましょう。「今日はどの歯をピカピカにする?」など、歯みがき時の声かけひとつでも楽しい時間に変わりますよ。

乳歯が虫歯になっても歯医者さんに行くものなの?

「どうせ生え変わるから・・・」と思われがちですが、乳歯の虫歯は必ず受診をおすすめします。
乳歯の虫歯を放置すると、

・永久歯の質が弱くなる
・歯並びや噛み合わせに影響する
・痛みで食事や睡眠に影響が出る

といった問題につながります。
早めのケアは、将来への投資です。

虫歯予防で気をつけたいことは?

虫歯予防は歯みがきだけでなく、以下も意識してみてください。

◎ダラダラ食べを避け、「食べる時間」と「食べない時間」のメリハリをつける
◎寝る前の飲食は控える
◎仕上げみがきは「みがき残しチェック」の感覚で
◎鼻づまりが続く場合は耳鼻科に相談(口呼吸は虫歯リスクUP)

虫歯予防におすすめの食材は?

特別なものより、以下のような噛む・唾液が出る食材がおすすめです。

・根菜類(ごぼう、にんじん)
・海藻類
・チーズ、無糖ヨーグルト
・小魚

よく噛むことで唾液が増え、虫歯菌の働きを抑えてくれます。
実は、姿勢・呼吸・舌の位置も虫歯と関係します。
猫背や口呼吸が続くと、口の中が乾きやすくなり虫歯ができやすい環境に。

「口を閉じて鼻で呼吸できているか」
「舌が上あごについているか」

そんな視点も、お子さんの健やか成長を見つめ直すヒントです。
虫歯予防は、完璧を目指すものではありません。親子で少しずつ整えていくことが、いちばんの近道です。
「できることから、楽しく」が合言葉で大丈夫ですよ。お子さんと一緒に、毎日コツコツと続けてみてください。

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