[11]離婚した初恋の人|仲が良いとはいえ友達の私的な事情に立ち入るのは違うと姉への質問に口をつぐむ

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前回のお話

農家の息子公輔さんは、公務員を続けるのか、それとも実家を継ぐのかと将来に漠然とした不安を抱えていました。そんなある日、姉の友達であるユリさんが離婚して地元に戻ってきたことを知り驚きます。実はユリさんは公輔さんの初恋の人。元夫が年下の不倫相手と結婚することになり、半ば強制的に家を追い出されたと聞いた公輔さんは、早絵さんに連れられて久しぶりにユリさんと再会。やつれていても明るく振る舞うユリさんを見て、胸にしまい込んでいた恋心が。その後早絵さんの提案で、ユリさんは公輔さんたちの畑を手伝うことに。彼女の丁寧な仕事ぶりに両親も大満足していたある日、仕事帰りにユリさんを見かけた公輔さんは、近所のおばさんに「子どもも産めない」「傷物」と酷い言葉をぶつけられているのを発見。すぐ駆け寄るとおばさんたちはそそくさと行ってしまいました。心配になった公輔さんはユリさんを誘って道の駅へ。するとユリさんが夏祭りのことを思い出し、恥ずかしくてかき氷ばかり食べていたことをユリさんが覚えていてくれたと知り、照れる公輔さん。その後、家に帰るとお母さんが「美味しいお昼を食べた?」とたずね、古民家レストランでデートしたと聞いてニヤリとし、照れる公輔さん。その後、晩御飯をみんなで食べることになり誘われたユリさんは、支度を手伝うことに。「娘と台所に立つのが夢だった」と話すお母さんと仲良く準備を始めました。

1話目から読む

「子どもを産めずに戻ってきたんでしょ」甥っ子を見つめて涙ぐむ姿によぎる悪口

ユリ姉と道の駅に行った後家に帰ると、「美味しいお昼を食べた?」とユリ姉に聞く母さん。「古民家レストランに行って美味しかったです!」と笑顔で答えるユリ姉を見て、なんだか笑ってる!?それを見て頬が赤くななる俺。その後、晩御飯づくりを手伝うと申し出たユリ姉に、「娘と台所に立つのが夢だった」と嬉しそうに話す母さんを見て、俺は父さんの手伝いに行ったのでした。

そして晩御飯が完成!
「おぉ!旨そうだな」豪華な食事に驚く俺に「ユリちゃんが手伝ってくれたから、たくさん作っちゃったわー」と嬉しそうな母さん。そして「元太たちは?」とたずねると、「客間で遊び疲れて寝てる。ユリちゃんが見てくれてるわよ」と母さん。

そっと客間を開けて部屋を覗くと、元太たちが寝ている姿を見て「かわいい・・」と呟くユリ姉。「本当に子ども好きなんだな」そう言って声をかけると、「あ、ハムちゃんお帰りなさい」と言うユリ姉の声を聞き、「もしかしてユリ姉、2人を見ながら泣いてた?」と驚きました。

そして、「お袋がご飯できたって」と言うと、「もう少し2人の寝顔見てていい?本当にかわいいから・・」ユリ姉にそう言われて、「わかった。姉ちゃんたち来たら呼びに来るよ」そう言いながら部屋を出た俺は、「ユリ姉・・」と思いつつ、以前おばさんたちに『子どもを産めずに戻ってきたんでしょ』と言われていたことを思い出しました。

その頃、「お邪魔しまーっす。あれ?2人は?」パートから帰ってきた姉ちゃんにそう言われ、「客間で寝てる。ユリ姉が見てくれてるよ」そう答えると、「ユリが?そっか・・」となんだか暗い表情になる姉ちゃんを見て、「姉ちゃんは何か知ってんのかな」と心の中で呟きました。

そして、「姉ちゃん、ユリ姉のことなんだけど・・」と言いかけると、「なに?」と姉ちゃん。「・・さすがに、俺が姉ちゃんに、ユリ姉の指摘な事情を聞くのは違うよな」そう思いながら、「いや何でもない」と言いかけた言葉を飲み込んだのでした。

ユリさんが、公輔さんの家で晩御飯の支度を手伝ってくれたり、早絵さんの2人の子どもたちが寝ているのを見守ってくれていたりと、公輔さんの家族の中に馴染んでいるようで嬉しい反面、子どもたちを見つめる視線に、なんだか切なくなってしまいますね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
3児のママ

最新のコメント
  • ななし より

    本人同士だけで話が進めばいいのだけど
    男側の家族が出すぎてるせいで
    外堀埋めて行ってる感がするなぁ

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