地主の息子に褒められてまんざらでもなさそう


総一郎さんが地主の長男で、同級生たちのリーダー的存在だったのに対して、正志と裕二さんはクラスの端っこにいるような目立たないタイプ。学生時代は正志たちのことを散々見下していたのに、有名企業に就職したと分かった途端、総一郎さんは正志のことを「聡子の結婚相手にふさわしいのは正志だった」と都合よく持ち上げました。
裕二さんは総一郎さんの言葉を聞いて、「都合がいいヤツ、散々俺たちのことバカにして見下してたくせに・・・」と呆れました。地味なヤツだと下に見ていた相手が、自分にとって都合のいい存在になった途端、手のひらを返したように態度を変える総一郎さん。そんな彼の身勝手さに、裕二さんは強い怒りを覚えたそうです。

しかし当の本人は、長年リーダー的存在だった人物に認められたことが嬉しかったのか、「そ、そっかな~・・・」とまんざらでもない様子。そんな態度を目の当たりにして、裕二さんは内心「なんで言い返さないんだよ!」とイライラしていたそうです。

正志の態度に苛立ちを覚えていたそのとき、「おーい!裕二」と別のテーブルに座っている友人から声をかけられました。「今行く」と返事をして席を移したものの、楽しげに会話を弾ませる総一郎さんと正志の姿を目にした裕二さんは、嫌な予感を覚えたそうです。

裕二さんの話をひと通り聞き終えた私は「もしかして、聡子さんって・・・正志の元カノだったりする?」と尋ねました。もし昔付き合っていたのなら、あの執着ぶりにも納得がいきます。しかし裕二さんは、「いや、それはない」ときっぱり否定。聡子さんは容姿も良く、当時から人気者だったため、学生時代も目立つタイプの人としか付き合っていなかったそうです。

「じゃあ、正志の初恋の人とか・・・?」私がそう尋ねると、「うーん、あの頃はみんな聡子に惹かれてたのは事実だけど」と特に思い当たる節はない様子。美沙ちゃんは「人気者だった聡子に急に頼られたから、舞い上がってるだけだとは思う」と言いました。
学生時代は相手にもされなかった相手に認められたのが嬉しかったのか、まんざらでもなさそうに照れる正志さん。「聡子の結婚相手にふさわしかったのは正志だった」そんな一言に心を揺さぶられ、今ある幸せを簡単に手放してしまうなんて、聡子さんは正志さんにとって特別な存在、少なくとも『初恋の相手』だったのではないかと思わずにはいられません。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi
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外見ばかりのDV男と結婚離婚した事で、傷付けられたモテ女のプライドを、妻子ある幼馴染に褒められる、持ち上げられる事で良い気分を味わった所で、正志に本気になる女じゃないだろうなー聡子は。便利使いされてるのにも気づかず、ヘラヘラ調子に乗ってる正志が、妻子と幼馴染の両方に捨てられる近未来しか見えない…。
肝心の聡子はいつ出てくるのかな…