[7]新入社員はフレネミー女子|得意先への訪問にネクタイ姿で現れた新人。指摘するも屁理屈を並べるばかり

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前回のお話

スイちゃんのママ結衣さんは、保育園で偶然田中美咲さんを見かけ驚きます。田中さんは、結衣さんが勤めている会社で以前働いていた後輩でした。入社当時は、元気もあり挨拶もきちんとできる彼女に好感を持っていましたが、タスクが終わっているのに3時間も残業したり、体を気遣って声をかけると「佐藤さんが自分を無理に帰らそうとする」と部長に報告したりする姿にモヤモヤを募らせます。ある日、会議で使う資料の修正を田中さんに任せた結衣さん。しかし、会議前日の定時になっても資料が上がってきません。急かさないように気を遣って田中さんに声をかけると「今送りました!」と言ってそそくさと退勤。結衣さんが田中さんから送られてきた資料を確認すると、なんと修正箇所が全く直っていませんでした。こんな時に限って田中さんは定時上がり。結衣さんは仕方なく、残業して資料を修正したのでした。翌日、出勤してきた田中さんにミスがあったことを伝えると「添付する資料を間違えました」と泣き出してしまいます。その後、なんとか会議は成功しましたが、人の作った資料をまるで自分の成果のように話す田中さんに、結衣さんはまたもやモヤモヤ。結衣さんが自分の作った資料であることを主張するも、田中さんは頑なに認めないどころか、他の社員もいる場所でわざとらしく泣き出してしまいます。結衣さんは、田中さんの扱い方が益々分からなくなっていったのでした。

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なんで今日に限ってネクタイしてくるの!?

明らかに私が修正した資料なのに、頑なに認めようとしない田中さん。グラフの色が違うと言い張りますが、色の変更なんて数十秒もあればできてしまいます。私が不服そうな顔をしていると、今度は「自分の資料じゃなくて佐藤さんの資料を使えばよかったんですね」と泣き出す始末。田中さんの扱いづらさに、私はお手上げ寸前でした。

今日は私の得意先へ訪問する日。山本部長の指示で、田中さんにも同行してもらう予定です。ですが「おはようございま~す!」と出勤してきた彼女の姿を見て、私は開いた口が塞がりませんでした。なんと、ネクタイをしてきたのです。しかも、本人は「ねっこれかわいくないですか?できる女って感じ~」と自慢げ。

どうして今日に限ってネクタイをしてくるの?田中さんの規格外な行動に、私は顔を青ざめます。教育係の立場としては注意しないといけないけど、「多様性の時代」って言われそうだし・・・。でもこのままではとても連れていけない。だけど連れて行かなかったらパワハラって言われそう。私はそんなことを考えながら、必死で言葉を探しました。

「田中さん、得意先に挨拶に行くときはネクタイ外そうか」私は、田中さんを刺激しないように優しく声をかけました。しかし、そんな言葉で彼女を説得できるはずありません。田中さんはムッとした顔で「どうしてダメなんですか?社内規則にネクタイ禁止なんて書いてないですよね?」と斜め上の返答をしました。

「外回りがない社内だったらいいかもしれないけど、今日はお客様のところに挨拶にいくから」そう伝えても、田中さんはなかなか引き下がりません。「でもちゃんとフォーマルな格好ですけど?」と、むしろ強気に返してきます。私は何とか理解してもらおうと慎重に言葉を選びながら、「えっとね、お客様が違和感を覚えてしまう可能性があるの」と伝えました。

しかし、私の想いは虚しくも田中さんには届きませんでした。「可能性の話ですよね?『かわいい』って言われる可能性だってあるのに、それって佐藤さんの個人的な感想ですよね?」と屁理屈を並べるばかり。あまりの話の通じなさに、私は頭を抱えたくなりました。

先輩の得意先への訪問だと伝えているにもかかわらず、なぜかネクタイ姿で現れた田中さん。本人は「フォーマルな服装」だと主張していますが、そういう問題ではありません。そもそも、得意先に「かわいい」と思われる必要はないはず。話の通じなさに、結衣さんの心が折れてしまわないか心配です。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

最新のコメント
  • あんこ より

    屁理屈通り越しましたな。
    まっとうで公平な正論が通じないってことは自分は悪くないし絶対に謝らないってタイプですかね〜。

  • るるる より

    言い争っても時間の無駄だから好きにさせたら?個人的にはもうどうでもいいとしか思えない…
    まあ、性格的に無理なら部長に見せてこのまま言っていいか聞いて、その上で行くしかない。自分の手に負えないならさっさともっと上に言うしかない。

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