[5]義母の家乗っ取り計画|引っ込み思案で引きこもりがちな義姉を、どうにかして追い出そうとする義兄嫁

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前回のお話

夫の康太さんと娘のマナちゃんの3人で暮らすユカさんは、平穏ながらも幸せな日々を送る専業主婦。料理が得意で、最近はアニメ「名探偵シフォン」に夢中です。そんなユカさんには、ペントハウスの最上階に住むセレブな義母と同居するという密かな夢があります。しかしその夢を叶えるには、同じく義母との同居を目論む義兄嫁の麻里さんという大きな障壁がありました。麻里さんは義母の家を我が物にするために頻繁に義実家に来ては、必死に点数を稼ぎます。ですがそんな麻里さんにも、ひとつ厄介に感じていることがありました。それは青野家の長女である知佳さんの存在。義父の遺産であるペントハウスに、いい年して居座る知佳さんのことが気に入らない麻里さん。「この家唯一の汚点だわ」と容赦なく悪口を言う姿に、ユカさんは改めて麻里さんのことが苦手だと悟りました。

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義兄嫁がいなくなれば義実家の雰囲気はもっと良くなるのに・・・

義父の遺産で購入したペントハウスに、いい年をして居座り続ける知佳さんのことが気に入らない麻里さん。知佳さん本人と義母がこの場にいないのをいいことに、「在宅で仕事してるとか言っても所詮ただの引きこもり」「この家唯一の汚点」と心ない言葉で罵りました。

確かに、知佳さんはあまり人前に出てくるタイプではありませんが、私の作った料理をいつも喜んで食べてくれて、お礼もしっかり言ってくれます。少し変わっているところはあるかもしれませんが、正直なところ麻里さんよりもずっと好感の持てる人です。そりゃ、いつかこのマンションに住まわせてもらえたら嬉しいけど、知佳さんを追い出そうとする麻里さんの気持ちにまでは共感できませんでした。

しばらくして、知佳さんのもとへケーキと紅茶を届けに行っていた義母とマナが戻ってきました。「ちーちゃんと、いっぱいお絵かきしたよ」嬉しそうに話すマナの笑顔につられて、私も思わず頬を緩めます。

マナの笑顔に見とれていると、私のスマホに知佳さんからメッセージが届きました。「ユカさんありがとう、ケーキうれしい、お昼母はデリバリー頼むでしょ?よければ、夜は何か作ってくれるとうれしいです」私は迷うことなく、「もちろんいいですよ、何がいいですか?」と返信します。するとすぐに、「魚の煮たやつお願いします」と控えめなリクエストが返ってきました。

義母は料理が苦手で、普段から外食やデリバリーを利用することが多いみたい。そんな理由もあって、知佳さんは家庭的な味が食べたくなると、たまに私にリクエストを送ってくることがあるのです。私自身、料理は好きですし、知佳さんが「おいしい」と喜んで食べてくれるので、毎回とても作り甲斐を感じています。

「お義母さん、夕食は私がご用意しますね」そう声をかけると、義母はにこやかに「あら、また知佳がおねだりしたんでしょう、いつもありがとう」とお礼を言ってくれました。さっぱりした性格の義母に、穏やかでやさしい義姉。麻里さんさえいなければ、義実家を訪れるのももっと気楽に感じられるのに。

少し風変わりなところはあるものの、知佳さんはきちんと仕事をしていて、料理を作れば必ず感謝の言葉を伝えてくれる・・・人として筋の通った方だと感じます。それに比べて、よく知りもしない相手を一方的に貶す麻里さんの態度には、どうやっても好感を持てません。ユカさんの言う通り、麻里さんさえいなければ、義実家はもっと居心地のいいものになるのでしょうね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
みぃくんのママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

最新のコメント
  • ななし より

    考えの端々に、義母とこのゴージャスのお家で同居して
    勝手にコドオバと決めつけた義姉には出て行ってもらおう!って
    感じるな
    見た目地味系でも腹の中は真っ黒だなコイツ

  • さな より

    いやーーーやっぱなんか好きになれないんだよなこの主人公も…
    結局このペントハウスめっちゃ狙っててそれありきの同居って…義姉もだけどあなたも別に住む権利ないけど?って思っちゃう

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