[12]厚かましいママ友|五千円のカンパを渡すことを条件に、無神経なママ友との関係を断つことに成功!

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前回のお話

ナミちゃんのママは、近所に住んではいるもののそれほど親しくなかったハルちゃんママから突然カンパを求められ戸惑います。理由を聞くと、娘のハルちゃんが全国大会に出場することになり、応援に行きたいからだそう。ナミちゃんママは「現金がない」と言ってやんわり断ろうとしますが、一歩も引かないハルちゃんママ。結局その日は「明日また来るから準備しておいて」と強引に話を進め、帰っていきました。ナミちゃんママはきっぱり断らなかったことを後悔しつつ、そういえば昔から子どもの年齢を偽って料金を安く済ませようとしたり、習い事の送迎を強引に押し付けてガソリン代を節約しようとする厚かましい人だったなと、ハルちゃんママの非常識さを思い出します。ハルちゃんママの主張を思い返し、やはり納得できないと思いなおしたナミちゃんママ。翌日笑顔でお金を回収に来たハルちゃんママに「わざわざ来てもらって申し訳ないけどカンパはできない」とはっきり伝えました。しかし、ハルちゃんママは何が何でもカンパを受けようとしてきます。お金を渡さないと帰ってくれないと悟ったナミちゃんママは、渋々財布から千円札を取り出して、ナミちゃんママに渡しました。しかしその金額では満足できないのか、ハルちゃんママは「もう一声!五千円お願いできない?」とさらに厚かましいお願いをしてきます。まともに向き合うほど消耗すると悟ったナミちゃんママは、五千円を渡すからもう二度と家に来ない、もう絶対に関わらないことを約束して欲しいとお願いしたのでした。

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五千円で強烈なママ友と縁が切れるなら安いもの

「一口千円から」と言っておきながら、いざ千円を差し出せば「もう一声、五千円お願いできない?」と図々しい態度を見せるハルちゃんママ。お金持ち度で言ったら事業をしているハルちゃんママの方が明らかなのに。「私立に通わせられる時点でレベルが違う」とよく分からない理論を主張してきて埒が明きません。私はもう二度と家に来ないこと、金輪際関わらないことを条件にしました。

「もう、ナミちゃんママがそんな人だとは思わなかった~。悲しい~。」私に背を向け、まるで悲劇のヒロイン気取りで鼻をすするハルちゃんママ。次の瞬間、私の方へクルッと振り向くと、「でも、そこまで言われたら仕方ないよね、分かった約束する!」と満面の笑みを浮かべたのでした。要求したものが手に入ったので満足なのでしょう。

「絶対だからね」私は念を押しました。もう何を言われようと、これで厄介払いができるなら構わない。そう自分に言い聞かせ、さらに追加で二千円をハルちゃんママに渡します。ハルちゃんママは「わかったわかった」と上機嫌でそのお金を受け取りました。

「もう!最初から出してくれればいいのに、こんなに出し渋って、時間もかかっちゃったし」ハルちゃんママは、なぜか私が悪いかのようにクドクドと棘のある小言を並べます。けれど、これで縁が切れるのなら、もう何を言われても構いません。私は右から左へと聞き流しました。ハルちゃんママはひと通り小言を言い終えると、「じゃ、ありがとね~」と軽すぎるお礼だけ残して帰っていきました。

「も、もう来ないでね~」なぜか笑顔で、ハルちゃんママを見送りました。あぁ、結局押し切られて渡してしまった・・・私のバカ。冷静になってから五千円も渡してしまったことを思い返し、じわじわと後悔が押し寄せてきました。でも、一応知り合いだし、これで渡さなかったら、色々なところで陰口を言われてしまう可能性のほうが高い。私は基本的に会うことは少ないけれど、家の近くには娘の同級生も住んでいるし、子どもに何かあっても困る。

五千円であの強烈なハルちゃんママと縁が切れたと思えば安いような気がしてきました。よし、ポジティブに考えよう。そうしないとやっていけない。「あっ、お迎えの時間急がなきゃ・・・」私は心労したまま、ナミのお迎えに向かいました。

五千円のカンパを条件に、ハルちゃんママとの縁切りにこぎつけたナミちゃんママ。もし次があったとしても、しっかり断ることもできる。厚かましいママ友との手切れ金だと思えば、安いものだったと思いたいところですね。とはいえ、ハルちゃんママは終始、支援を受ける立場とは思えない態度。心身ともに疲弊させられましたが、大きなトラブルにならずひとまず丸く収まったのは不幸中の幸いですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
暴れん坊男児2人に振り回されるサラリーマンパパ

最新のコメント
  • ごんたこす より

    単純にこの主人公がおバカさん。縁が切れた?玄関からいなくなったから?逆に縁を深めたようにしか見えないけど。
    汚物を押入れに隠して目に触れないと、あ~片付いたって言う人とこの主人公は同じ。汚物は中で熟成中だよ!

    こんな図々しい人の考えることだもの、強めに言えば出してくれるいい金づるが出来たと認定されただけだよ。
    相手の旦那さんに直に会って、やっぱり返金して下さいといいにいくくらいしないとロックオンは解除できない。
    ま・証拠が無いと言われそうだけど。

  • もふぃ より

    お金のやりとり、身内でもしない。よっぽどきちんと書類を交わしたりがないと。そんなに断れないものなのかな?

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