[50]帰らない夫|夫への愛情は微塵も残っていない妻。娘に父親が必要だと必死にすがる夫に冷たく離婚を迫る

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前回のお話

アヤノさんは、夫トモヤさんが実家から呼び出されるとすぐに帰ってしまい、時には翌日まで帰ってこないことに徐々に不満と不安を募らせていきました。つわりで大変な時も、出産のときにすら、どれだけ一緒にいてほしいと懇願してもトモヤさんは義母や義姉キョウカさんを優先してアヤノさんはいつもひとりで娘ヒマリちゃんを育てました。その後キョウカさんと夫ナオキさんが離婚すると、ますます義母とキョウカさんはトモヤさんを頼り切り、ただ従うだけのトモヤさんは生活費の面倒までみるようになるのでした。なぜ家族を蔑ろにするのか訳が分からないアヤノさんに追い打ちをかけるように、義母はアヤノさんを呼び出してトモヤさんと離婚するよう言い放ちましたが、絶望的なアヤノさんに真実を伝えたのは、義母とキョウカさんに「浮気をして出て行った」と言われていたナオキさんでした。実はキョウカさんの子ソウくんとルナちゃんは、子どもを作れないナオキさんの代わりにトモヤさんが精子提供してできた子だったのです。トモヤさんは、誰かに生活を面倒見てもらうことしか考えない義母とキョウカさんに操られていただけでした。トモヤさんが義母とキョウカさんばかりを優先する理由と体外受精の真実を聞いたアヤノさんは気持ち悪いとしか感じませんでした。そこで秘密裏にナオキさんと協力して、ナオキさんは義実家の売却、アヤノさんは仕事と家を得て経済的独立を果たしたのでした。離婚を決断したアヤノさんに、トモヤさんは納得いかず縋りつきました。

1話目から読む

家族を蔑ろにしてきた夫に選択肢はない

ナオキさんの協力を得て、ヒマリと2人で生きていくために経済的自立をかなえた私。義母とキョウカさんの言いなりでいつでも彼女たちを優先してきたトモヤとは離婚一択でした。

すぐに離婚届にサインするのなら定期的にヒマリには会わせてあげるけれど、サインを拒むならヒマリと2人で遠くに引っ越し、二度とトモヤに会わせるつもりはないことを告げました。

私に離婚を突きつけられて頭を抱えたトモヤはうろたえて離婚を拒否しました。「いやだよ。そんなのイヤだ!3人で暮らそう!」そんな言葉をかけられても、私には何の感情もわきませんでした。トモヤに私たちと暮らすという選択肢などもう既にありません。離婚届に記入するかしないか。それだけだと伝えると、トモヤは今更「でも、ヒマリにも父親が必要だろ!」と主張しました。妊娠中から出産を経て、これまでずっと、キョウカさんとキョウカさんとの間に作った子どもたちを優先して、ヒマリに関わったことなんてないくせに。

私は無表情を崩さないまま、ナオキさんがヒマリの父親代わりになってくれるから全く問題ないとトモヤに伝えました。ナオキさんも、「アヤノさんとヒマリちゃんは、うちの家族のことに巻き込まれた被害者だから」と当然のようにうなずいてくれました。

この期に及んで家族だの父親だのと言ってくるトモヤに、やっぱり何の感情もわきません。私は「あなたはキョウカさんとお義母さん、そしてあなたの子ども2人の面倒をみればいいのよ」とにっこり微笑んで言いました。今までもそうだったように、これからもそうして生きていけばいい。トモヤは「イヤだよ!」とまだ抵抗していました。

離婚届にいつまでも記入しないトモヤに「じゃあ私たちはもう二度とあなたに会わないってことね。それならそれでいい。」そう言い捨てて去ろうとすると、トモヤは慌てて「わ、わかった!書いたらアヤノにもヒマリにも会えるんだよね?」と、ようやく離婚届にサインしました。

アヤノさんはようやく義母とキョウカさんに振り回されるトモヤさんの巻き添えを食う生活から解放されますね。どんな時も誰かの言いなりで頼りないトモヤさんに呆れてしまいます。

※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

最新のコメント
  • たまに より

    骨のないクラゲみたいな男だな

  • みー より

    愛してるって言いながら行動は伴っていない。一番頭にくるよね。
    薄っぺらい愛の言葉なんかいらない。
    さっさと別れて養育費と慰謝料もらったほうがいい。どうせ兄嫁と再婚するんだろうし。あの兄嫁がヒマリちゃんに会いに行くのを許すとか思えない。全力で邪魔してきて約束してもどうせ来ないよ。

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