自分の方が稼ぎが少ないからって諦めていた

「急に言われても休めないよ」「今は大事な時期だから」良平に頼んでは断られてを繰り返して、いつからか私の方が稼ぎが少ないからと諦めるようになっていました。でも、心も体もすでに限界。母や同僚に迷惑をかけながら必死に働いても、育児も仕事も家事も全部中途半端にしかこなせていない自分。こんな状況でこのまま仕事を続けるのは無理かもしれない・・・そう考えていた矢先の事でした。

「保育園の緊急連絡先、俺の会社に変更してもいい?」良平の口からそんな言葉が出るなんて、思いもしませんでした。やっと助けてもらえるという安堵、どうしてもっと早く言ってくれなかったのかという悔しさ、ずっと一人で抱えてきた辛さ・・・色んな感情が一気に溢れ出て、涙が止まりませんでした。

ひとしきり泣いて気持ちが落ち着いた私は、これまで胸の奥にしまい込んできた思いを良平に打ち明けました。ずっと仕事を休むのが自分ばかりで辛かったこと、早退や欠勤が続いて会社にも同僚にも迷惑ばかりで、後ろめたかったことを。

だけど、迷惑をかけないようにちゃんと仕事をしなければ、どうにかして会社に行かなければと思うほど、翔のことを蔑ろにしているんじゃないかって、ちゃんと向き合えているか分からなくなってしまって・・・。

「苦しくて、なんで私ばっかりって、翔のこと大切に思ってるのに・・・」私は、胸に溜め込んできた本音をそのまま正直に伝えました。良平は言い訳も口を挟むこともせず、ただ静かに私の言葉に耳を傾けてくれました。
良平さんがようやく手を差し伸べてくれたことで、ちひろさんは胸の奥に溜め込んできた本音をやっと口にすることができました。お母さんや同僚に迷惑をかけているという罪悪感、仕事を頑張りたい気持ちと、頑張るほど翔くんときちんと向き合えているのか分からなくなる不安・・・その狭間でずっと葛藤してきたのですね。そんな思いを受け止めた良平さん。彼女の言葉から何を感じ、どう向き合っていくのでしょうか。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。
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男と女の仕事は違うっていう考えの男が多いから、子どものこと「なんか」で休んだりしないできない。女だって、仕事に責任もってる。いつまでも遠くに住んでる親を頼れないよ。旦那がやっと向き合ってくれてよかった。きっかけはモヤるけど…。家族はチーム。話し合おう!