長い間騙されていたことを知り、ショックを受ける妻

ソウくんとルナちゃんは、体外受精の末にできたキョウカさんとトモヤの子。ナオキさんから真実を聞いた私は、真っ先に「気持ち悪い」と2人を軽蔑しました。「どうして私に連絡をくれたんですか?」私がそう尋ねると、ナオキさんは「トモヤから、キョウカと母さんが自分と君を離婚させたがっているから止めてほしいと言われた」と言いました。
ナオキさんは、トモヤが自分に助けを求めた理由を、私に知られないよう必死に隠そうとしていたのだと思うと話しました。実の兄の元妻と体外受精で子どもをつくっておきながら、それでも私とは夫婦を続けようとしていた・・・そう考えただけで嫌悪感が込み上げます。

「でも俺はトモヤの言うことを聞いてあげる義理はない、アヤノさんはどうしたいですか?」ナオキさんの問いかけに、私は言葉を詰まらせます。トモヤのことは心底気持ち悪いと思います。けれど、ヒマリの存在を思うと、すぐに答えを出せない自分もいました。私は「・・・考えます」と、小さな声を絞り出します。

その後、どうやって自宅に帰ってきたかは覚えていません。私はソファに座りながら、今までのことを照らし合わせました。ソウくんに自分のことを「パパ」と呼ばせていたのは、本当の父親だったから。生活費を援助し続けたいと言ったのも、自分の子どもを養うため。ソウくんは私たちが結婚する前、ルナちゃんに至っては結婚してから体外受精していたー・・・。

初めて義実家に行った頃から、トモヤは平気で私を騙していたことになります。妊娠がわかったときも、ヒマリが産まれたときも、他の女性との間に子どもをつくりながら、私と夫婦を続けていたなんて・・・気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い!

もう信じられない。いらない全部。私はトモヤと離婚して、ヒマリと2人で新しい人生を歩むことを決めました。でも、ただでは別れられません。精神的にも社会的にも、相応の代償を払ってもらわなければ腹の虫がおさまりませんでした。
アヤノさんの制止を無視して頻繁に義実家へ通っていたことも、ソウくんに「パパ」と呼ばせていたことも、生活費を援助したいと言い出したことも・・・全ては自分の子どものためだったんですね。アヤノさんは、長い間トモヤさんとキョウカさん、そして義母にまで騙され続けていた事実を突きつけられました。ただ別れるだけでは、この怒りはおさまりませんよね。
※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。
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そういえば、キョウカの子の生物学的な父親はトモヤで確定だけど、法律上の父親は誰になっているんだ?
ナオキだとすると、トモヤとキョウカが仮に再婚したら、子どもの法律上の立場はいちおう「義理の子」(今は戸籍にはそう書かないみたいだけど)ということになるのか?
つくづく、嫁(キョウコ)のとんでもない横暴を許容している姑が理解できない。
長兄ナオキが自分の子じゃないのか、次男トモヤが溺愛子なのか。
ただ単に「自分の孫」が欲しいだけ=長男は不要、なのか。