[11]超ウザクズ男|離婚と言われ不安になる妻の腕を掴み子どもがいたら不安も無くなると迫る夫の身勝手な誘惑

アイコンイメージ
前回のお話

気に入らないことがあるとすぐ「離婚」と口にするスズカさんの夫タカシさん。出産直後のスズカさんを置いて3日連続で飲み会に出かけようとした上に文句ばかり。恋人同士だった頃には、2人が予約したお店に行く途中親友アツヤさんから電話があり、今から行くと即答しスズカさんは1人でお店に。夜になっても帰らないタカシさんにモヤモヤしていると深夜に女の子から電話があり、寝てしまったタカシさんを迎えに行くことに。翌朝「私より女の子が優先だったの?」とたずねると、「別れる」とキレるタカシさん。すると突然「じゃあ結婚する?」と言われ嬉しくなるスズカさん。その後入籍し一緒に暮らすようになった2人。スズカさんがタカシさんのお弁当を作るも食べずに返されることも。翌朝、タカシさんにお弁当を渡すと「いらないわ」と即答、「茶色ばっかだし食う気失せる」と言われ、謝ったスズカさんは「お弁当いらないってことだったんだ」とやっと気づきました。また別の日、スズカさんより早く家に帰っていたタカシさんは「お腹すいたんだけど?」と言い、「冷蔵庫のお弁当食べれば」と言うと、「俺をバカにしてる?」とキレるタカシさんにおびえつつ、スズカさんは急いで食事を作り、さぁ食べようと言うと、アツヤさんからメッセージが。「ゴハン作ったのに!?」と言うスズカさんに、ストレスが溜まると険しい表情になるタカシさんは「俺にストレスかけるなら離婚」と言い捨てて出て行ってしまい、「私ひとりになるの」とスズカさんは心の中で呟きました。

1話目から読む

「俺と離れるのが嫌なんでしょ?」いつでも強気な夫

残業と買い物で帰りが遅くなった私は、先に帰りお腹がすいたと言うタカシに「冷蔵庫のお弁当食べればよかったのに」と言うと途端に怒り出し、急いでゴハンを作りました。「さぁ食べよう」と言ったと同時にアツヤさんからメッセージが届いて、出かけると言うタカシ。「ゴハン作ったのに」と言う私に、「俺にストレスかけたら離婚」と言い捨てて出て行くタカシを見つめながら、「私ひとりになるの」と不安な気持ちになりました。

そして後日。
「あのさ、離婚のことなんだけど」私がそう言うと、「ん?どうした?」と聞き返すタカシに、「タカシは離婚したいと思ってるんだよね?」と言うと、

「俺は、スズカが俺を困らせなかったらそんなことは思わないよ。本当に離婚すると思って不安になった?」タカシにそう言われ、「うん」と答えると、

すると突然タカシに腕を掴まれて「そんなに不安になるなら子ども作る?」タカシの言葉に「え?」と思わず赤面する私。「子どもができたら、そんな不安も無くなるでしょ?」そう言われて、

「でも、子どもができたら、今までのような生活はできないよ?」私が不安そうにそう言うと、「スズカが頑張れば大丈夫でしょ?俺も何かあったら手伝うし」と平然と言うタカシ。

「でも・・」とすぐに決断できない私に、「俺と離れるのが嫌なんでしょ?子どもができたら安心なんじゃないの?」タカシがそう言い、「・・うん」と歯切れの悪い返事をする私。でも、「だったら決まりね」タカシがすぐに決めてしまいました。

アツヤさんと出かけた際、「俺にストレスかけたら離婚」と言われたことが、ずっと気になっていたスズカさんは、思い切ってタカシさんに相談すると、「不安になるなら子ども作る?」とまさかの提案!躊躇するスズカさんに「スズカが頑張れば大丈夫」と即答するタカシさん、いつでもどんな時でも、タカシさんはどうしてこんなに自信満々なのでしょうか?

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

最新のコメント
  • まだこの記事にコメントはありません。最初のひとりになってみませんか?

この記事をSHAREする