家事育児で手一杯な妻に、夫の病院へ付き添えと要求する義母

夫のマサオには、毎日決まった時間に義母に電話をかけるという習慣があります。しかもスピーカー通話なので会話はすべて丸聞こえ。するとマサオが突然「首の後ろに何かできてて、写真送るわ」と電話を切ったかと思えば、おむつ替え真っ最中の私に首の後ろを撮るよう要求してきました。「ちょっと待って」と言っても「母さん待たせてるから」と急かされる始末。結局、言われた通りに写真を撮影すると、マサオは再び義母に電話をかけ、「病院行ったほうがいいかな?」と心配そうに相談し始めたのでした。
マサオから送られてきた写真を見た義母は、電話越しに「ヨウコちゃん」と私に声をかけてきます。嫌な予感に思わず身構えると、「申し訳ないけど、マー君を病院に連れて行ってもらえないかしら?」と案の定、面倒なお願い事を頼まれてしまいました。

いやいや、ひとりで行けるでしょ!いい歳した大人なんだから・・・なんて本音を口にできるはずもなく、私は「マサオさんが仕事帰りに自分で行ったほうが早い気がします~」と、遠回しに断りました。しかし、義母にはこんな断り文句など通用するはずもなく「何を言ってるの~」と軽くあしらわれてしまいます。

「マー君が心配だから付き添いをお願いしてるのよ~」と言う義母。家事育児をこなすので精一杯なのに、首に少しできものができただけのマサオの付き添いに行けるわけありません。そう言いたい気持ちを必死に飲み込み、「でも・・・」と口にした瞬間、義母はその言葉に被せるように「病院行ったらどうだったか、また教えてね~」と一方的に話を進めてきました。

私の気持ちなどお構いなしに、マサオは「わかってるって~じゃ切るわ~」と能天気に電話を切ると「明日病院行く感じでいいかな?」と、さも当然のように聞いてきました。私はイライラしながら、「でもこれくらい病院行かなくてもよくない?痛くないんでしょ?」と返します。

「でも、母さんが心配するし」「母さんがヨウコと行けって言ってたし」何かにつけて「母さん母さん」と言うマサオ。正直、病院に付き添っている余裕なんてありません。どうにかして付き添いを諦めてもらわないと・・・私は必死に考えを巡らせました。
「マー君が心配だから」と、家事育児で手一杯のヨウコさんにマサオさんの病院への付き添いを求める義母。少し赤くなっているだけで痛みも痒みもないのなら、わざわざ病院に行く必要があるとは思えません。義母の過保護っぷりには呆れてしまいますね。これほど手厚く守られて育ってきたのなら、マサオさんがマザコンになったとしても無理はないのかもしれませんね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
みぃくんのママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
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超うざい!!
それ以外の言葉はない。
この手の話題の漫画を見ると、自立ってなんだろうと思う。そして、マンガの中の話なんだよねと思いたくなる。
実際にこういう人がいたとしたら、かなり気持ち悪い。