子どもが腕や背中を搔きむしっているのを見ると、とても辛い気持ちになりますよね。多くの子どもたちに起こり得るアトピー性皮膚炎について、たけうちファミリークリニック院長の竹内雄毅先生にお伺いしました。

「子どもの肌がカサカサして、かゆそう・・・これってアトピー?」
お子さまの肌トラブルは、保護者の方にとって大きな心配事ですよね。特にアトピー性皮膚炎は、多くのお子さまが経験する可能性のある疾患でありながら、正しい情報が少なく、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、子どものアトピー性皮膚炎について、保護者の皆さまに知っておいていただきたい大切なポイントを、最新の医学的知見を交えながら分かりやすく解説します。この記事を読んでいただくことで、お子さまの健やかな肌を守るための一助となれば幸いです。
子どものアトピー性皮膚炎とは?年代で変わる症状
アトピー性皮膚炎は、かゆみを伴う湿疹が、良くなったり悪くなったりを繰り返す皮膚の病気です 。その根本には、皮膚のバリア機能の低下と、アレルギーを起こしやすい体質(アトピー素因)が関係していると考えられています。
特徴的なのは、症状の現れやすい場所が年齢によって変化することです。以下の表に、年代ごとの特徴をまとめました。

「ただの乾燥肌?」受診を考えるべきサイン
「乾燥肌」と「アトピー性皮膚炎」は、どちらも皮膚が乾燥しているという点では似ていますが、根本的に異なります。乾燥肌が「肌の状態」であるのに対し、アトピー性皮膚炎は治療が必要な「皮膚の病気」です。
では、どのような場合にお医者さんに相談すべきなのでしょうか。以下のサインが見られたら、一度小児科や皮膚科を受診することをお勧めします。
○強いかゆみがあり、掻きむしってしまう
○湿疹が左右対称に現れ、2か月以上続いている
○保湿剤でケアしても、乾燥や湿疹が改善しない
自己判断で「ただの乾燥肌」と思い込まず、医師の診断を仰ぐことが、適切な治療への第一歩です。
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)
