[22]逐一義母に報告する夫|娘を傷付ける夫はいらない。反省しない夫の目を覚ましたのは怒りに震える実母の言葉

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前回のお話

夫のタイキさんが、何でも義母に報告することに悩みを抱えるマヤさん。些細な出来事まですべて義母に筒抜けになることにストレスを抱えながらも、うまくやり過ごしていました。しかし、リナちゃんのお誕生日に事件が起きます。マヤさんがお誕生日会の準備をしていると、タイキさんが急に「これから母さんと3人でテーマパークに行く」と言い出しました。しかも、その日は結局義実家にお泊り。翌日もプレゼントを買いに行くと言ってリナちゃんを連れ出し、結局帰ってきたのは誕生日翌日の夜でした。タイキさんを問い詰めると、義母への報告に文句を言った腹いせにわざとやったと白状。それを聞いて我慢の限界がきたのか、マヤさんは翌日、自宅に実母を招待し、タイキさん抜きでリナちゃんのお誕生日会をやり直すことに。「今日は帰ってこなくていい」と告げると、タイキさんも喧嘩を買い、言われた通り帰省します。義実家に到着したタイキさんが義母と一緒になってマヤさんの愚痴を話していると、それを聞いていた義父が「いい加減にしなさい!2人とも行動を改めないと言うのならこの家から出て行ってくれないか!」と怒り爆発。そこまで言われて従うしかなくなったタイキさんと義母は、翌日の夜、渋々ながらもマヤさんの自宅に謝りに来ました。しかし、誠心誠意謝ってくれたのは義父だけで、義母はいまだに自分は悪くないというスタンス。タイキさんに至っては「孫に会わせないのは母さんが可哀想、マヤはそんなことしないよな?」とこの期に及んで義母の肩を持ちます。2人のまったく反省していない様子に、マヤさんは固まってしまいました。

1話目から読む

「どうして娘のことは可哀想と思わないの?」実母の気迫に震えあがる夫

タイキも義母も、今回の件を反省したうえで謝りに来たものだと思っていたのに、結局心から謝罪をしてくれたのは義父だけでした。そんな状態の2人に形だけの謝罪をされても、許せるはずのものまで許せなくなってしまいます。しかもタイキに至っては、私の気持ちに寄り添うどころか、この期に及んで義母の肩を持つ始末。私はまったく反省の色がない2人に、呆れて言葉を失ってしまいました。

その瞬間、バンッと机を叩く大きな音が響き渡りました。音の主は私の母。あまりに突然のことだったので、隣にいたリナも目を丸くして驚いています。しんと静まり返ったリビングに、「・・・マヤさんのお母さん」と義父のつぶやきだけが静かに響きました。

母はタイキを鋭い目つきで睨むと「どうしてタイキくんは娘とリナちゃんと一緒にいられると思ってるの?どうして自分のお母さんは可哀想で娘は可哀想じゃないの?」と強い口調で問いかけました。あまりの気迫に、震えながら「えっ?そ、それは・・・」と動揺するタイキ。

母は私の肩にそっと手を置くと「申し訳ないけど、娘に悲しい思いをさせる夫なんて必要ないと私は思ってます」と冷たく言い放ちました。タイキはまずいと思ったのか、ひどく動揺した様子で「う・・あ・・」と言葉にならない声をあげます。

母の言葉に、義父は小さくため息をつき「お母さんのおっしゃる通りです」と言いました。そして、今回の件はタイキと義母が全面的に悪いこと、反省するまでタイキには義実家で暮らしてもらおうと思っていることを私たちに話してくれました。

しかし、タイキと義母は最後まで納得がいかない様子で、「え~っ!?」「ちょっと私そんなの嫌よぉ」と不満を口にします。それでも義父は2人を強引に引き連れ、「お邪魔しました」と慌ただしくその場を後にしたのでした。

目の前で自分の娘を雑に扱われたことが許せなかったマヤさんのお母さん。お母さんの言う通り、自分の娘に悲しい思いをさせる夫なんて、いたところで害でしかありませんよね。いない方がいいと思うのは当然です。マヤさんや義父がいくら諭しても、自分の非を認めようとしなかったタイキさん。マヤさんのお母さんからの言葉で、少しでも目が覚めることを祈るばかりです。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

最新のコメント
  • りここ より

    これ、離婚一択じゃない?
    義母はおろか夫もリナちゃんには会えない覚悟したほうがいい。
    娘にも妻にも毒にしかならない。
    謝罪が「ごめんなさぁい」だもん。中身のない謝罪ほど無駄なものないわ。

  • あっこ より

    火に油そそいで、どうする!バカ夫!
    マヤさんのお母さんの言うとおり、
    こんな夫はいらんわ!!
    そんなに悲しませて!
    とっと連れ帰ってほしい!
    さすが、マヤさんのお母さん!

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