[3]えげつない義弟|行動が怪しい。娘がお風呂場にいると知りながらノックもせずドアを開ける義弟にゾッとした

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前回のお話

夫達也さんの弟信也さん家族を2泊させて欲しいという義母のごり押しを渋々引き受けた良子さん。忘れたと言って手土産すら持たずにやってきた信也さんの妻サチさんの図々しい態度や、ジュースをこぼした息子を見て「風呂貸してもらえよ」と当然のように言うふてぶてしい態度の信也さんにイライラが募る良子さんです。

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あわよくば娘のお風呂を覗きに来た?義弟の疑わしい行動にドン引き

義母から強引に依頼され、家族旅行でこちらの方面に来る義弟家族の信也君、サチさん、コウキくんを我が家に2泊させることになりました。当日、「お土産を忘れた」と言って手ぶらでやってきた義弟家族。節約家だというサチさんは夕食を外食にすると伝えると驚いた顔をし、3歳の甥っ子コウキくんがジュースをこぼすと、信也君は当然のように「風呂かしてもらえよ」とさらり。到着して早々、私は義弟夫婦の図々しい感じにモヤモヤしてしまいます。

お風呂の用意をしていると、コウキくんが「ミクちゃんとおフロはいるぅ~」とぐずり出し、サチさんが「ワガママ言わないの!」とたしなめていました。すると小6の娘ミクが「大丈夫です。一緒にお風呂場行こう~」とコウキくんをお風呂場に連れて行ってくれました。

ミクとコウキくんがお風呂場に行くと、急に信也君が「サチ、コウキの着替え」とテキパキ動き出し、サチさんは「ごめんなさい。ミクちゃんにもお手伝いしてもらって」と申し訳なさそうにしつつもカバンからさっとコウキくんの着替えを取り出し信也君に渡します。あ、ミクに任せる気満々ね・・と感じつつ「全然いいの。ちょっと見てくるね」と言って私はお風呂場に向かいました。

私よりも一足早くお風呂場に向かっていた信也君は、「着替えどこに置けばいい~?」と言いながらノックもせずにガラッとお風呂場のドアを開けました。「あっ」と驚きながらも「じゃ、貰います」とコウキくんの着替えを受け取るミクに「ふーん・・」と言いながら、なかなか立ち去らない信也君。

信也君は、コウキくんが服を脱ぐのを手伝っているミクを見て「ミクちゃんは入らないんだぁ」とニヤニヤ。

私がお風呂場に到着したのはちょうどこのときでした。「ミクちゃんはまだ入らないんだぁ」と言う信也君の声が聞こえ、私はビックリ!!

は?は?ちょっと、ちょっとちょっと・・。もしかして、あわよくば見に来た?ゾッとすると同時に怒りが湧きあがってきた私。でも、信也君が本当にミクの着替えを見ようとしていたかはわからないので強くは言えません。私は信也君の背後から「ミクはまだ入りませんよ?サチさん呼んできてください」と怒りを抑えながら声をかけました。

私が声をかけると、頭を掻きながら「ウッス・・」と言ってそそくさとお風呂場から出て行った信也君。いやマジで。アイツおかしいって達也に言わないと!私は疑わしい行動をした信也君にゾッとしつつ警戒心を強めました。

まさかとは思いますが、うっかりを装ってミクちゃんのお風呂を覗こうとしていたのだとしたら許せません!ミクちゃんがまだお風呂に入っていなくて本当に良かったです。夫の弟ということで信用したい気持ちはありますが、しっかり警戒しておいた方がよさそうです。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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