[21]逐一義母に報告する夫|孫に会わせないのは可哀想!自分の悪行をまるで理解していない夫に唖然

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前回のお話

夫のタイキさんが、何でも義母に報告することに悩みを抱えるマヤさん。些細な出来事まですべて義母に筒抜けになることにストレスを抱えながらも、うまくやり過ごしていました。しかし、リナちゃんのお誕生日に事件が起きます。マヤさんがお誕生日会の準備をしていると、タイキさんが急に「これから母さんと3人でテーマパークに行く」と言い出しました。しかも、その日は結局義実家にお泊り。翌日もプレゼントを買いに行くと言ってリナちゃんを連れ出し、結局帰ってきたのは誕生日翌日の夜でした。タイキさんを問い詰めると、義母への報告に文句を言った腹いせにわざとやったと白状。それを聞いて我慢の限界がきたのか、マヤさんは翌日、自宅に実母を招待し、タイキさん抜きでリナちゃんのお誕生日会をやり直すことに。「今日は帰ってこなくていい」と告げると、タイキさんも喧嘩を買い、言われた通り帰省します。その日の夜、タイキさんがマヤさんに言われたことを義母に愚痴っていると、それを聞いていた義父が「いい加減にしなさい!2人とも意地が悪すぎる」と2人を叱ります。しかし、義母とタイキさんはどうしても自分の非を認めたくないようで言い訳を並べるばかり。するとその態度に呆れた義父は「行動を改めないと言うのならこの家から出て行ってくれないか、タイキも二度とここには来るな!」と鬼のような形相で言い放ちました。

1話目から読む

「私たちは悪くないのに」義母と夫は釈然としない様子で形だけの謝罪

義父にこっぴどく叱られてもなお、自分たちは悪くないという姿勢を貫くタイキと義母。義母にいたっては、リナちゃんと会えなくなってもいいのかと問われても、「その方が好都合!私たちが引き取ればいい」と的外れな回答をしていて話になりません。呆れた義父は心を鬼にして「行動を改めないならこの家から出て行ってくれ、タイキも二度とここには来るな!」と厳しい言葉を投げつけたのでした。

翌日の夜。タイキと義母を連れて、義父が私へ謝罪をしに来てくれました。「マヤさん、この間は本当に申し訳なかった」と深々と頭を下げる義父。しかし義母はこの期に及んでまだ納得がいかないのか、不満そうに口を尖らせて「・・・ごめんなさぁい」と小さくつぶやきました。

「悪かったよ、俺ももうマヤのことなんでも話すのもやめるつもりだからさ・・・」タイキは義父に絞られて懲りたのか、申し訳なさそうに言いました。ですが、謝られただけで「はい仲直り」という気分には到底なれません。私は眉をひそめながら「・・・申し訳ないですが、タイキとお義母さんのこと、まだ許せる気にはなりません」と正直な気持ちを伝えました。

ここまできてもなお、自分に非がないと思っているのでしょう。義母は納得できない様子で「えぇ~っ!?こんなに謝ってるのに!?」と、タイキの制止も聞かず身を乗り出しました。しかし、義父の「やめなさい!」という声で我に返ります。

義父は申し訳なさそうな表情で「・・・許さなくていい、マヤさんが望むならリナちゃんと会えなくなることも覚悟している」と静かに言いました。さらに、「今後このようなことがないよう家内のことは見張るつもりだ、本当に申し訳なかった」と頭を下げます。

親身に寄り添ってくれる義父の言葉に胸を打たれていると、突然タイキが「で・・・でもさぁ!?リナに会わせないとかさすがに母さん達が可哀想じゃない」と口を挟んできました。挙げ句の果てには、「マヤも鬼じゃないんだし、そこまではしないよな!?」と情に訴えるように私を誘導しようとします。

結局、本心で謝罪をしたのは義父だけで、義母とタイキさんは何が悪いのか理解できないまま、納得がいかない様子。そんな状態の2人に形だけの謝罪をされても、許せるはずのものまで許せなくなってしまいますよね。しかもタイキさんに至っては、マヤさんの気持ちに寄り添うどころか、いまだに義母の肩を持つ始末。私がマヤさんの立場なら、絶対に許せないと思ってしまいます。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

最新のコメント
  • 匿名 より

    お前にも会えなくしてやろうか?(緑の紙)

  • 四葉 より

    この期に及んでまだ妻と娘の事より「母さんが可哀想だろ!?」だもんなあ…
    救いようのないマザコンだわ

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