「友達を売るようなことはしません。責任は負います」加害者の悪知恵

歩実へのいじめが起きたこと、それを知った学校側の対応についてきちんと話をしようと面談を申し出た私たち夫婦。当日は風見さん親子に担任の水原先生、そして学年主任の先生も集まって話し合いが始まるも、水原先生が途中で泣き出すだけでなく、風見さんまで泣き出して「知らない間に友達が牧野さんをいじめた」と言い出す始末!「『知らなかった』でシラ通すつもり!?」とヤキモキしていました。
そして話は理科準備室に閉じ込められた時の話に。
「でも、鍵は生徒にはかけられないし、建付けが悪くて開かなくなっちゃっただけじゃないでしょうか」と風見さんが言うと、「確かに、鍵は開いていました。開けづらかったのでこじ開けましたが」と水原先生が答えました。

すると、「どうやらこの件は学校の設備上の問題のようですね」と言った後、「牧野さん、こちらの管理不足で本当にご迷惑おかけしました」といじめを設備の問題にしようとする学年主任の先生の言葉に驚いていると、

「ごめんね、牧野さん。私、友達にこんなことさせないって約束します。だから、私のことは嫌いになってもいいけど友達のことは許してあげて」風見さんがそう言うと、「風見さん・・!」驚く水原先生が、「牧野さん、どうかな?風見さんたちのこと許してあげられないかな」と事を収める方向に。全く意味をなさない話し合いの結末になりそうで「え・・」と歩実も動揺していました。

その後、学年主任の先生が「風見さん。誰が牧野さんにいろいろしたか、あなたは予想ついているんだよね。教えてくれないかな」とたずねると、「ごめんなさい、私、友達を売るようなことはしません。その分の責任は私が負いますから!」そう言って風見さんが頭をブンブンと振りました。

それを見ていた風見さんのお母さんが、「ちょっと、娘に大事な友達を売るような真似、させないでくれない!?」と怒り出し、「さすがに風見さんに告げ口をさせるわけには」と水原先生までが言い出す始末。
「・・・」学年主任の先生は何も言おうともせず、「これじゃ、完全に風見さんのペースじゃない!?」と心の中でモヤモヤが止まりせんでした。
理科準備室に閉じ込められたと主張する歩実さん家族とは裏腹に、建付けが悪かったと設備上の問題として処理しようとする先生たち。風見さんはあくまで「友達がいろいろした」という姿勢を崩さず、先生たちの同情をかうような口ぶりで「風見さんのこと許してあげられないかな」と言い出す始末。歩実さん家族の訴えはことごとく覆され自分のペースに持ち込んだ風見さん、加害者に味方するおかしな事態、どうしたら正しいということを認めてもらえるのでしょうか!?
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:きちやん
人生2回目なの?と思うようなしっかり者の長女けいと、のんびりマイペースな長男ひかと、優しい夫との日々を描いてます!
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わかる。
優等生びいきの先生、いるよね…
それにしても、担任は無能すぎる。
加害者とされている生徒の言い分だけ聞く先生てポンコツすぎん?