[12]高校生のお金トラブル|恋心を利用されたと息子に忠告する母親の話も聞かず貢いだ彼女は一途だと正当化

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前回のお話

突然お母さんにお金を要求するようになった高校生のショウ君。お母さんが不審に思い問い詰めると好きな子にハイブランドの8万円の財布をプレゼントしたいと言い出してビックリ!相手は同級生の女の子で彼女ではなく片思い。本人が買ってと言った訳ではないものの、こんなに高い財布を要求するのかとモヤモヤしていると、「母さんの推し活と一緒」と言われて言葉を失いました。その後、お父さんに相談すると即了承、お金を受け取ったショウ君は大喜びするも、一週間後学校からうなだれて帰って来た姿を見てお母さんが心配していると担任の先生から電話が。財布をプレゼントしたことで話があると言われたお母さんが翌日学校へ行くと、他に2名のお母さんが。担任の先生から、同級生の女の子に財布をプレゼントしたこと、その財布は8万円だと知らされ2人のお母さんは大騒ぎ!「どうして先生にまで伝わったんですか?」とショウ君のお母さんがたずねると、ショウ君を心配して教えてくれた生徒がいると聞いてびっくり。その女子生徒は「私が貰ったもの何しようと勝手でしょ」と開き直り、「このやり方は親から教えてもらった」と言ったと聞き驚きの発言に呆れる母親達。疲れ切って家に帰ったショウ君のお母さんがデリバリーを頼むと言うと、「何も聞かないの?」とショウ君が言いました。

1話目から読む

「ショウからのプレゼントは売って好きなことに使うね!」ハッキリ伝えてた

ショウが落ち込んで帰って来た日に担任の先生から財布をプレゼントしたことで話があると電話があり、翌日学校へ。他に2人のお母さんが来ていましたが、プレゼントした財布が8万円だと聞いて驚いていました。
どうやらショウを心配した生徒が先生に教えてくれたようで、先生が女子生徒に確認するとただただ開き直るあだけ。「私が貰ったものを何しようと勝手でしょ」と言ったかと思うと、「このやり方は親から教えてもらった」と言われたと聞き、呆れて何も言えませんでした。
結局、今回はいい薬だと思ってショウと話すことにして帰宅。疲れ切った私がデリバリーを提案すると、ショウに「・・何も聞かないの?」と言われました。

「聞かないの?って・・聞いて欲しいの?」私がそう言うと、「いや・・」と呟くショウ。「じゃ・・いいよ。わかってるんでしょ?」私の言葉にコクリと頷きました。

そしてデリバリーのピザが到着。
「その子のことは吹っ切れたの?」ピザを食べながらそうたずねると、「うん・・」と答えるショウに、「でもひどいよね?せっかく渡したプレゼント売っちゃうとか」私がそう言うと、「仕方ないよ。だって・・」と呟き、

「『彼氏ができたよ。彼が嫌がるからショウからのプレゼントは売って、そのお金を好きなことに使うね!プレゼントありがとう』って」とその女子生徒からメッセージが来たと聞き、私は驚いて言葉を失いました。

「え??それで納得したの?」私がそう言うと、「え?うん。彼氏に悪いとかって思える子だし、一途なんだなって思ってさ~」と言いながらもテレテレしているショウに、「いや・・待って。恋心を利用されただけだよ?騙されたのと同じだよ?」私が呆れてそう言うと、

「でも、騙してたら売ったって言わないだろ?俺に」平然とそう言うショウに、「え?でも・・そういう手口じゃ・・」と私が言い返すと、「もう、いいって。あの子が幸せなら・・」遠くを見つめて達観したようにショウがそう呟いたのでした。

プレゼントのお礼とともに、それを換金したことを正直に報告してきたお友達。悪気がないからこその行為なのかもしれませんが、それを素直に受け入れてしまうショウ君の反応にも驚かされます。 反省を期待していた側としては、予想外の返答に言葉を失うのも無理はありません。金銭の扱いや友人の振る舞いに対し、釈然としない思いが残るのは当然のことと言えるでしょう。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。

最新のコメント
  • ようこ より

    詐欺まがいの事されたのに何も学んでない
    トホホ・・・

  • ななし より

    はっきり痛い目見てるのにコレですか・・・
    今後もこういう娘に騙されるフラグが立ちましたね

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