あざとい女子の成敗完了!弟夫婦に平和な日常が戻ってきた

私の煽りにまんまと乗り、ついに本性を現したレイ子。「うちの弟に手を出さないでくれる?」と告げると、「あんなやつ誰が狙うかよ、勘違いすんな」と吐き捨て、電話を一方的に切りました。これにて、あざとい女子の成敗完了。私は顔を青ざめさせるまさひでに、「これでもう変な相談は来ないと思うよ」と笑顔でスマホを返します。それからしばらくして、私は久しぶりにゆかちゃんと会うことになったのでした。

「本当にありがとうございました」深々と頭を下げるゆかちゃんに、私は「ううん全然、あれからはレイ子から電話はない?」と尋ねました。一度本性をさらした相手にまた連絡してくるほど図太くはないだろうと思いつつ、念のため確認します。すると、ゆかちゃんは「いや、それが・・・」と口を開きました。

ゆかちゃんは困ったように笑いながら、レイ子から何度か連絡があったこと、だけどまさひでが業務時間外だからと断っているうちに連絡が途絶えたことを話してくれました。「最近知ったんですが、レイ子さん更新せずに、次の職場に行くみたいです」そう話すゆかちゃんは、どこかホッとしたような表情をしていました。

「そっか~よかったね」私は心の中で、まさひでやるじゃん!とガッツポーズ。これで正真正銘ひと安心です。「まさひでさんにめちゃくちゃ謝られました」と笑うゆかちゃんに、私は「アホな弟だけど、まさひでのこと見捨てないでやってね」とお願いしました。

「完全にゆかちゃんが尻に敷いちゃっていいからさっ、今回の件もコッテリ絞ってやって!」そう言って親指を立てて笑っていると、ゆかちゃんが突然「お義姉さん」と私を呼びました。

「あの時、レイ子さんとまさひでさんのトーク画像を送ってくれたじゃないですか、私すごく感謝しているんです」そう言われて、私は一瞬きょとんとします。確かに、以前まさひでのスマホを見たとき、レイ子との気持ち悪いやり取りをゆかちゃんに送っていました。・・・だけど、そんなに感謝されること?

するとゆかちゃんはニッコリ笑って「あれを見て、まさひでさんがどういうタイプに弱いのか改めてわかったし、これからもいろいろな対策ができるかなって」と言いました。私はゆかちゃんが何を言っているのかすぐに理解できず、「ん?」と聞き返しました。
レイ子さんの本性を目の当たりにして、ようやく目が覚めたまさひでさん。雅美さんのやり方はかなり大胆でしたが、そのおかげでゆかさんとまさひでさんは別れずに済み、愛しい甥っ子たっくんの笑顔も守られました。ただ、ゆかさんの「どういうタイプに弱いのか分かった」「これからもいろいろ対策ができる」という言葉を聞くと・・・なんだか一枚も二枚も上手な気がしてなりません。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi
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「あざとい女子」凄いな。
弟くんに本性バレてないと思ってたのか?
それにしても、嫁の弟くん対策って何?
気になる。