[9]高校生のお金トラブル|8万円の財布を同級生に送った息子はもしや詐欺にあっているのかもと不安な母親達

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前回のお話

参考書や文房具を買う、友達とご飯など頻繁にお母さんにお金を要求するようになった高校生のショウ君。あまりの頻度にお母さんが不審に思っていると、明らかに4人で食べたであろう食事のレシートを出し3人で行ったとお金を多くもらおうとするショウ君。問い詰めると好きな子にハイブランドの8万円の財布をプレゼントしたいと言い出してお母さんはビックリ。相手は同級生の女の子で彼女ではなくショウ君の片思い。本人に買ってと言われたわけではないものの、こんなに高い財布を要求するのかとモヤモヤしていると、「母さんの推し活と一緒」と言われて言葉を失いました。その後、お父さんに相談すると、「渡してやれば?あと3万でしょ?」サラリと言い、お父さんがお金を渡すとショウ君は大喜びしました。それから一週間後、学校からうなだれて帰って来たショウ君を見てお母さんが「ご飯は?」と声をかけるも「いらない」とさっさと部屋へ行ってしまったショウ君に声をかけるも無言。そんな時学校から電話があり、財布をプレゼントしたことでお話したいことがあると言われたお母さん。翌日学校へ行くと、先に来ていたお母さん2人が椅子に座っていました。

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「どうしてプレゼントの件が先生にまで?」母の素朴な疑問

元気がない様子で帰宅したショウが気になり、ショウの部屋を訪れるも、ショウが無言で話し合いにならず。突然かかって来た学校からの電話に驚き、翌日約束の時間に学校へ行きました。

そして担任のサトウ先生がやって来ました。
「皆さんお揃いですね」と黒板の前に立つ姿を見てドキドキが止まりませんでした。

すると、「お子さんが女子生徒に財布をプレゼントされたのはご存知ですか?」サトウ先生の言葉に、「わ、わたしは・・先生からのお電話で初めて知りました」一人のお母さんがそう言うと、」プレゼントしたことまでは聞いていました」ともう一人のお母さん。私が「うちは知っていました」と答えると、「では、金額がいくらかはご存知ですか?」と先生が言いました。

そう聞かれて「は・・8万円ほどだと」と答えると、「え!!!」と驚く二人。「そ・・そんな高額だとは・・」と言葉を失うお母さん、「でも・・こうしてこの場に呼び出されたってことは・・」と呟くお母さん。

すると、「もしかして・・詐欺ってことですか?」と慌てるお母さんに、「いえ、金額が金額だけに、保護者の方にはお知らせしあいと思いまして」とサトウ先生が言いました。

「高校生がそんな高額なプレゼントするなんて信じられないです・・」一人のお母さんがそう言うと、「お金・・は返ってこない・・ですよね・・」ともう一人のお母さんがたずね、私は、「でも、どうしてプレゼントの件が先生にまで伝わったんですか?」と不思議に思いながらたずねました。

ショウ君がプレゼントした財布の件で学校に呼び出されたお母さん。約束の時間に学校へ行くと、他に2人のお母さんがいてビックリ!どうやら8万円もするハイウランドのブランドをプレゼントしたことすら知らずにおろおろするだけ。お母さんはどうしてプレゼントのことを先生が知っているのかと不思議そうでしたが、きっちり解決しないと不安も不満も払拭されなさそうですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。

最新のコメント
  • りん より

    金額が金額だからね

  • きよらたまごん より

    こ、これって、昔キャバ嬢とかがやってた複数のカモ客に同じブランドものをオネダリして一つだけ残して後は売って金儲けってやつ???
    まさかねー( ̄▽ ̄;)
    高校生がやってたら怖いなー

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