「母さんの推し活と何が違うんだよ!」推し活と一緒にしないで

好きになった同級生の女の子にブランド物の財布をプレゼントしたいと言い出したショウ。しかもその財布が8万円もするも聞き、「お金は渡せない」と即答。反発するショウにお年玉があるでしょと言うと、とっくに使ってしまったと・・どうやら、友達同士で遊びに行った際、いろいろ奢ってあげていたようで、「ヤバい・・完全にみつぐ君だよ?」と驚いてショウに言いました。
みつぐ君とはつまり「ATM=お金を出してくれるだけの人」だと言うと、「なんだよそれ!そんなことないだろ??」と怒り出すショウに、「いや・・でも」と躊躇する私。
すると、「俺は!あの子が『ありがとう』とか『嬉しい』とか言ってくれるだけでいいの!」とキッパリ言うショウ。

「それが良い様に使われてるだけって言ってるの!!」と言うと、「どうしてだよ?母さんの推し活と何か違うんだよ!」ショウにそう言われ、「え・・」と言葉に詰まると、「母さんだって推しにお金使うだろ?それと一緒じゃん」と、私が推しまくっているアイドルグループのことをショウが指摘してきたのです!

そして「いや・・違う。それとこれとは話が違う」と私がいい訳しようとすると、「違わない!」と即答。推しのマグカップに推しの写真集、推しに囲まれた生活をしている私にショウが痛いことを言う・・。そして、「もう、こんなことしないから、お金くれないなら貸して!バイトして返すし」と絶対にプレゼントを買う!という意志がみなぎるショウにそう言われ、

「いや、そもそもバイト禁止の学校でしょ?」推しのスリッパを履いた私がそう言うと、「だったらおこづかい少なくしてもいいし、お年玉も渡す」とショウに言われ言葉を失う私。「ハァ・・一旦保留。ちょっとお父さんにも聞くわ」私がそう言うと、「・・誕生日が近いから。早めにしてよ」そう言って部屋に入ってしまいました。

そして、「・・ってことがあったんだけど、どう思う?」早速夫に相談すると、「ん~」と考え込んだ後、「渡してやれば?あと3万でしょ?」サラッとそう言われ、「え!?反対しないの??3万って高額だよ?」と驚いて反論したのでした。
8万円の財布を彼女でもない好きになった同級生の女の子にプレゼントするなんて・・お母さんが躊躇する気持ちとっても良くわかりますが、推しのことを突っ込まれるとちょっと返答に困りますね。8万円のうち残りの3万円を「出してやれば?」とサラリと言うお父さん、お父さんのおこづかいから3万円はきっちり引きたいところですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)

8万の財布…
そんな金あるなら、貯金に回したいわ
頭痛い馬鹿息子