[6]高校生のお金トラブル|好きな子へ贈りたい財布購入に足りない3万円。渡してやればと簡単に言う夫に驚く

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前回のお話

参考書や文房具を買う、友達とご飯を食べてきたと言って頻繁にお母さんにお金を要求するようになった高校生のショウ君。初めのうちは何とも思わず言われた金額を渡していたお母さんもあまりの頻度に不審に思い始め、まずはショウ君が立て替え、レシートを確認してから渡すというルールに変更。ある日ショウ君が持ってきたのは明らかに4人で食べたであろう食事のレシートなのに、ショウ君は3人で行ったと言い張りお金を多くもらおうとし、誰かにお金をせびられてる?と心配になったお母さんが問い詰めると、「好きな子の誕生日プレゼントを買いたい」という予想外の回答が。可愛らしい理由に、叱るのも忘れて何を買うのか聞いてみると、ハイブランドの財布と言い出してお母さんはビックリ。さらにその財布が8万円だと聞いたお母さんは、予想をはるかに超えた金額に驚きました。相手は同級生の女の子で彼女ではなくショウ君の片思い。財布は本人に買ってと言われたわけではないものの、欲しいと言ってるのを聞いたと嬉しそうに話すショウ君を見て、お母さんは呆れつつ、イマドキの子は同級生にそんな高い財布を要求するの?とモヤモヤ。「信用できない」と言うお母さんにお小遣いでも足りないと言い出すショウ君。どうやら普段からその女の子に奢っていることがわかり「ヤバい!完全に貢ぐ君・・」と唖然としました。

1話目から読む

「母さんの推し活と何が違うんだよ!」推し活と一緒にしないで

好きになった同級生の女の子にブランド物の財布をプレゼントしたいと言い出したショウ。しかもその財布が8万円もするも聞き、「お金は渡せない」と即答。反発するショウにお年玉があるでしょと言うと、とっくに使ってしまったと・・どうやら、友達同士で遊びに行った際、いろいろ奢ってあげていたようで、「ヤバい・・完全にみつぐ君だよ?」と驚いてショウに言いました。

みつぐ君とはつまり「ATM=お金を出してくれるだけの人」だと言うと、「なんだよそれ!そんなことないだろ??」と怒り出すショウに、「いや・・でも」と躊躇する私。
すると、「俺は!あの子が『ありがとう』とか『嬉しい』とか言ってくれるだけでいいの!」とキッパリ言うショウ。

「それが良い様に使われてるだけって言ってるの!!」と言うと、「どうしてだよ?母さんの推し活と何か違うんだよ!」ショウにそう言われ、「え・・」と言葉に詰まると、「母さんだって推しにお金使うだろ?それと一緒じゃん」と、私が推しまくっているアイドルグループのことをショウが指摘してきたのです!

そして「いや・・違う。それとこれとは話が違う」と私がいい訳しようとすると、「違わない!」と即答。推しのマグカップに推しの写真集、推しに囲まれた生活をしている私にショウが痛いことを言う・・。そして、「もう、こんなことしないから、お金くれないなら貸して!バイトして返すし」と絶対にプレゼントを買う!という意志がみなぎるショウにそう言われ、

「いや、そもそもバイト禁止の学校でしょ?」推しのスリッパを履いた私がそう言うと、「だったらおこづかい少なくしてもいいし、お年玉も渡す」とショウに言われ言葉を失う私。「ハァ・・一旦保留。ちょっとお父さんにも聞くわ」私がそう言うと、「・・誕生日が近いから。早めにしてよ」そう言って部屋に入ってしまいました。

そして、「・・ってことがあったんだけど、どう思う?」早速夫に相談すると、「ん~」と考え込んだ後、「渡してやれば?あと3万でしょ?」サラッとそう言われ、「え!?反対しないの??3万って高額だよ?」と驚いて反論したのでした。

8万円の財布を彼女でもない好きになった同級生の女の子にプレゼントするなんて・・お母さんが躊躇する気持ちとっても良くわかりますが、推しのことを突っ込まれるとちょっと返答に困りますね。8万円のうち残りの3万円を「出してやれば?」とサラリと言うお父さん、お父さんのおこづかいから3万円はきっちり引きたいところですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。

最新のコメント
  • りん より

    8万の財布…
    そんな金あるなら、貯金に回したいわ

  • まあ より

    頭痛い馬鹿息子

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