[2]高校生のお金トラブル|学生らしい理由を並べて次々と母親にお金をせがむ息子に不信感

アイコンイメージ
前回のお話

息子ショウ君が参考書を買うので、お母さんは「レシートもらってきてね」と5,000円を渡しました。するとお釣りで友達とご飯を食べてくるとショウ君が連絡がきたので、頻繁にあることではないので了承したお母さんでしたが、参考書のレシートはもらい忘れ、食事代を一括で支払った友達に現金で支払ったので、飲食のレシートも無いというショウ君に呆れつつも、今回だけと許したお母さんです。

あまりにも頻繁なお金の要求に支払いルールを変更した母

参考書を買うためのお金を渡したことも関係していたとはこの時は思いもしませんでしたが、その後ショウは頻繁にお金をせがむようになりました。でもその理由は学校で使う文房具品、上履きがボロボロになったから新しいものを購買で買う、模試の申し込み金、それに育ち盛りのショウらしい、お弁当じゃ足りないから購買で何か買いたいなど、学生として当然かかるべき内容ばかり。友達と遊んだり好きなものを買ったりするとき以外のこのような必要なお金は親が支払っている我が家。言われるがままにお金を渡していましたが、レシートをもらい忘れた、そもそもレシートが出ないなど、ショウに渡したお金がちゃんと言われたものに使われているかハッキリしないものも出てきました。

頻繁にお金をせがまる私は、少しおかしいなと感じ始めたのでショウにずばり聞いてみました。すると困ったような顔で全部必要経費だと言うショウ。そうかもしれないけど、と納得しかけた私でしたが、お金を渡すルールを変更することにしました。今度から、先にショウに立て替えさせて、レシートを持ってきたらその分を渡すようにすると宣言したのです。

慌てたように「はぁ?なんだよそれ?」と大きな声を出したショウですが、引き下がらない私。自分のことを信用していないのかと言われてもレシートを持って来てからお金を渡すルールを変える気の無い私にショウもため息をついて「わかったよ」と抗うのを諦めたようです。

しばらくして、ショウが1枚のレシートを持ってきました。友達とご飯を食べに行った分のお金だというそのレシートの内容は、食事4人分と、ドリンクセット4人分。あぁ、友達3人と一緒に行ったのねと私は理解しました。

ところがレシートの内容の中で、ショウが食べた分を支払おうと確認すると、ハンバーグ定食にパスタも食べて、ドリンクを付けたと言うので、高校生の友達との食事1食に約3,500円も使っていることに驚いた私は「はぁ!?」と思わず大きな声が出てしまいました。それでもショウは「ダメなの?」と言い張りました。

食べ盛りの男子高校生のことですから、驚くほどの量を食べるとは思いますがハンバーグ定食とパスタとはすごすぎる・・・というか、ツッコミたくなる内容ですね。お母さんにお金をせがむ頻度が増えたことから、ショウ君にしっかり話を聞いた方が良さそうです。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。

最新のコメント
  • ふむ。 より

    いじめの雰囲気はなさそうだから、彼女とのデート代で恰好つけたかな?
    だとしたらそれを母親から搾取するのはおかしいよ。

この記事をSHAREする