めでたく志望校に合格した娘に心ない言葉を投げつける友達

中学受験まで残り3ヶ月を切った頃、私は娘のアイから、「ヨウちゃんが学区のトップ校である××中学の受験をやめた」という話を聞きます。なんでも、もっとレベルの高い他の学区の中学校を受験しようと思っているからだそう。「××中学受かっても頭がいいって思わない方がいいよ!」自分の方がレベルが高いとマウントを取りたいのか、友達を貶めるような発言を繰り返すヨウちゃん。私はアイに「今は自分のために受験に集中しよう」と伝えました。
時は過ぎ、合格発表の日。努力の甲斐あってアイは志望校に無事合格しました。学区のトップ校である××中学ではなく、娘が以前から行きたいと言っていた学校です。

しかし、それを知ったヨウちゃんは「えー、アイちゃんそんな誰でも入れる学校受けたの?そこの学校頭悪すぎて選択肢にも入れてなかった!」と、ここぞとばかりに馬鹿にします。友達を馬鹿にされムッとするアオイちゃんでしたが、アイはマウントに動じることなく、ただヨウちゃんを見つめていました。

「あはは!びっくり~!」と、アイが行きたくて受けた中学校をレベルが低いとあざ笑うヨウちゃん。私はアオイちゃんママからこの話を聞いて、ヨウちゃんのことが許せなくなっていました。いくら子どもだからって、言って良いことと悪いことがあります。

「信じられない・・・!」私は悔しさから、拳をグッと握りしめました。受験があるから今まで何も言わずに我慢してきたけど、もう黙っていられない。アイがヨウちゃんについて直接話してくれることはありませんでしたが、思い切って聞いてみることにしました。

「ヨウちゃんに、またひどいこと言われたんだって?どうしてあの子に言い返さないの?こんなにいつもひどい扱いされて・・・」私がそう言うと、アイは読んでいた本から目を離して、ゆっくりと私を見上げました。

アイは少し考えるようにうつむき、「・・・あのね」と口を開きました。
アイちゃんは以前から憧れていた中学校に無事合格したのに、ヨウちゃんはそれを祝うどころか、「頭が悪すぎて選択肢に入れなかった」とわざわざ傷つけるような言葉でバカにします。それでもアイちゃんは何も言い返さず、ただ黙って耐えるばかり。ここまで一方的にひどいことを言われ続けても反論しない姿を見ると、アイちゃんが黙る理由があるのではと考えずにはいられません。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。SNSで育児絵日記を描いています。
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そんなん、ほっときゃいいじゃん。
まだ子供だし。同じ土俵に立つのがおかしいのよ。
自分の子にはサラッと、悪口にならないように大人のフォローして。
親がカリカリすれば子供にも伝わってしまいます。
そんな子居たよ。同塾に同小の子が少ないのを良いことに親子で嘘言ってただけって後でわかった。
志望校違うし大丈夫だろうとその塾の成績順にクラス分けされる志望校別特訓だけ取ったらまさかの娘と同じコースで2つも下のクラス。
バラされると思ったのか娘に攻撃してきたり、それでも嘘は止められないみたいでもっと上の志望校別特訓取ってると学校では言い続けて、最後は何処かには受かったようだけど誰にも進学先言わずに秘密にして謝恩会も欠席。
在籍してるという上のコースでは見かけないって言う子も居て結局他の子達も薄々気づいてたみたいで、最後の方はもうハブられてたみたい。