[6]逐一義母に報告する夫|義母に頼まれたものを買えなかっただけで自己中呼ばわりする夫、妻の事情は知らんぷり

アイコンイメージ
前回のお話

夫のタイキさんが、何でも義母に報告することに悩みを抱えるマヤさん。包丁で少し指を切ったことや、片付けで夫婦喧嘩になったことなど、家庭内で起きた些細な出来事は全部義母に筒抜け。しまいには下着をプレゼントしたいと言う義母に、マヤさんのサイズまで勝手に教える始末。マヤさんは「デリカシーのないことしないで」と怒りますが、タイキさんは「家族間にデリカシーも何もないだろ?」と言い、真剣に受け止めてくれません。ある日、娘のリナちゃんと動物園に行こうと準備を進めるマヤさんのもとに、義母から電話が。要件を聞くと、動物園の近くにあるお店でお菓子を買って来てほしいというお願いでした。リナちゃんの気分次第で帰る時間が読めないと断るマヤさんでしたが、義母の圧に負けて結局帰りに寄ることに。しかし、マヤさんが着いた頃には商品はすでに完売してしまっていました。義母に買えなかったことを伝えると露骨に残念がり、「せっかく予定聞いたのに意味なかったわね~」と嫌味まで言ってきます。マヤさんは疲れからか言い返す気力もなく、眠ってしまったリナちゃんを抱きかかえながら帰路についたのでした。

1話目から読む

「母さんのお菓子買えなかったんだって?」帰ってきて開口一番がそれ!?

せっかくの動物園を義母の都合で切り上げ、そのうえ歩いてお菓子屋さんまで向かったのに、肝心の商品は完売。義母は「寄れたらでいいから」と言っていたはずなのに、買えないと分かった途端に不満や嫌味をぶつけられ、納得がいきません。しかし言い返す気力も残っておらず、悲しい気持ちのまま帰路についたのでした。

疲れて眠ってしまったリナを抱きかかえながら、やっとの思いで家に帰ってきた私。すると、不満げな表情のタイキがずかずかと玄関にやってきて「聞いたぞ!母さんがお願いしてたやつ買えなかったんだって?なんで今回は買えなかったんだよ!?」と私を責め立てました。帰ってきて開口一番がそれって・・・。

「今日はリナとお出かけの日だったの、お義母さんにも無理しなくていいって言われたんだけど?」私はリナをベッドに寝かせながら、タイキに事情を説明します。ところがタイキは「え?それが買えなかった理由?気を利かせて買ってきてあげるのが普通じゃない?」と私を労わるどころか、責めるように言いました。

「近くって言っても歩くと距離あるのよ、リナも疲れてて大変だったの」お菓子屋さんから家まで、リナを抱えて帰ってきた私の体力は限界寸前。それもこれも、元はと言えば義母にうちの予定を教えたタイキのせいです。私は「うちの予定を全部話す必要ある?少し控えてほしいんだけど」と言ってタイキを睨みました。

「え?どうして・・・」と困惑するタイキに、私はため息をつきながら「今日だって本当ならリナの気が済むまで一緒に遊んであげたかったのよ、なのにお義母さんの用事で私たちの予定まで崩されて・・・もう嫌なんだけど」と伝えます。

ここまで言ってもわからないのか「なんだよそれ・・・家族なんだぞ?それくらいいいじゃんか」と呆気にとられるタイキ。私は「家族でも自分たちのプライベートは大切にしたい」と伝えましたが、「マヤって本当自己中だな~」の一言で片付けられてしまいました。

マヤさんの話を聞こうともせず、義母の言い分だけを鵜呑みにして一方的に非難するなんて・・・いったいどちらが自己中心的なのか、考えるまでもありませんね。一度でいいから、義母の都合に振り回される側の苦労を味わってみてほしいものです。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

最新のコメント
  • 匿名 より

    あーもう別れるしかない。離婚離婚。
    ストレスたまる相手とは長く一緒にいても損なだけ。

  • りん より

    自己中はそっち
    そんな欲しいなら、旦那(息子)に頼め!
    このマザコン&ムスコン達め
    ママの言う通りにしたいなら
    あんたが買いに行きなさいよ

この記事をSHAREする