[10]注文しない義母|母と兄には一生理解できないと諦めの境地の妹。モラルの問題だと兄へ忠告

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前回のお話

アキナさんの悩みは、一緒に外食に行ったときに義母が何も注文しないこと。飲食店では人数分注文をするのが普通だと思っているアキナさんは、注文しない義母に代わってデザートと飲み物を追加注文してお店側に配慮しますが、注文しなくても問題ないと思っている夫ヒロユキさんは「母さんの奢りだからってがめつい」とアキナさんを批判。ある日、自分は食べる気がないのに家族で外食しようと言うヒロユキさんに、それはマナー違反で恥ずかしいことだと思い切って伝えたアキナさん。「母さんと外食に行くのも恥ずかしいと思ってるのか?」と聞かれ「正直思ってる」と答えると、ヒロユキさんは憤慨して「もううちに来なくていい!」と言い、義母と外食する機会がなくなりホッとしたアキナさん。その後、一人で実家に帰省したヒロユキさんがアキナさんに言われたことを不満げに漏らすと、義母はヒロユキさんに同調しましたが、子どもと一緒に帰省していた義妹マリちゃんは「2人の行動は他の人から見たら恥ずかしい行為だと思うし、お店の人にも迷惑をかけてる」とばっさり。「食べたくないのに頼めってことか?」と反論するヒロユキさんに「食べたくないならお店に行かなければいい」ときっぱり答えたマリさんは、自分の高校時代の話を始めました。友達とご飯を食べに行ったマリさんが何も注文しないでいると、友達から「何も頼まない人と一緒にお店に入るの恥ずかしい」と言われてしまい、そこで初めて普通はお店に入ったら人数分注文するものだと知ったマリさん。帰宅後お母さんに伝えたものの「うちはうち。悪いことはしていない」と不機嫌になったお母さんにそれ以上何も言えませんでした。お母さんには何を言っても無駄と悟ったマリさんは自分の家族と外食はしたくないと思うようになり、結婚後も実家に帰ったときはいつも外食を避けて出前を取るようにしていたと打ち明けました。

1話目から読む

お母さんとお兄ちゃんとは分かり合えない。義姉に同情する妹

外食時のモラルについて、母親には何を言っても無駄だと高校生の時に感じたマリさんは、恥ずかしい思いをしたくないから家族とは外食したくないと思ったと話し、そういう理由があったから大人になり結婚した今も帰省時は外食ではなく出前がいいと言っていたと話しました。

マリさんの話を聞いても「恥ずかしいってなんだよ?全然恥ずかしくないだろ?」と全く理解できないといった様子のヒロユキさんに、「まぁ、分かり合えないならそれでいいんだけど・・。私は恥ずかしいってこと」とマリさんは冷めた口調で諦めたように言いました。

「だから旦那もうちの家族と外食に行きたくないのよ。恥ずかしいから」と、これまで敢えて言わなかったことを打ち明けたマリさん。「そんな・・」と困惑するお母さんに「ぶっちゃけ、お義姉さんに感謝したほうがいいと思うよ。私的に」と言い、

「私は教えてくれた友達に感謝してる。あのまま大人になってたら今の旦那とも結婚できなかったと思う」と高校時代の友達に感謝するマリさんを見て「うちのやり方が気に食わないってこと?」とお母さんは怒り出しました。

「気に食わないとか、うちのやり方がってことじゃないのよ・・。多分、私の言ってること一生理解できないんじゃない?お母さんとお兄ちゃんは・・」と呆れたように言ったマリさんは、

「お義姉さんがほんとかわいそう。お兄ちゃんと結婚して」とアキナさんに深く同情しました。無言になったヒロユキさんに、マリさんは「まぁ、モラルの問題だから・・よく考えたら?」とアドバイスしました。

マリさんは、母親と兄とは分かり合えないと諦めの境地。アキナさんがかわいそうと同情するマリさんの言葉はヒロユキさんに届くのでしょうか。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
みぃくんのママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

最新のコメント
  • MKⅡ より

    義妹よく言った!義妹の言ってる事が、理解
    できなさそうな二人は、二度と外食に行くな!
    周りが迷惑するから。

  • にこ より

    別に食べなくていいけど、じゃあ店に入らず席も使うなってかんじ。
    店や他に入りたい客に迷惑だけど、そういう説明しても理解出来ないのかな。

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