パパの代わりだけでなく生活費の援助まで求めてくる図々しさ

ヒマリを連れて義実家にやってきた私たち。すると甥っ子のソウくんが「ぱぱ~」とトモヤに抱っこをせがむように歩いてきて、驚きのあまり言葉を失う私。キョウカさんは「今はトモヤがパパ代わりだから勘違いしてて」と言いますが、あまりにも自然に受け入れている様子に私は困惑せずにはいられませんでした。さらに追い打ちをかけるように、義母が突然「ナオキが出て行ってから生活費をもらってなくて、トモヤに援助して欲しいの」と遠慮するそぶりなく言い出しました。
「生活費・・・?」私は眉をひそめて聞き返しました。「ほら、キョウカさんはソウもまだ小さいし、ルナちゃんもいるでしょ?」「保育園に預けられるようになったら仕事を探そうと思ってるんだけど」義母とキョウカさんはそう言いますが、義弟であるトモヤが援助しなければならない理由にはなりません。

「ソウにもこれからお金がかかるし、ね?」あまりにも軽い口調でお願いしてくる義母に、私は困惑します。子育てにお金がかかるのはわかるけど、うちもヒマリが産まれたばかりだし、お金はこの子のために貯めておきたい・・・。私は「ナオキさんからの養育費はないんですか?」と尋ねました。

「色々複雑なのよ」義母とキョウカさんの様子から、ナオキさんからの養育費はほとんど期待できないのだと察しました。とはいえ、うちだって親戚の生活費まで背負えるほど余裕があるわけではありません。どうしたものかと考え込んでいると、トモヤが「アヤノ、帰ったら話すからもう帰るよ」と声をかけてきました。

義母はそそくさと帰ろうとするトモヤに、「ソウが寂しがるから頻繁に顔を出してね」と声をかけました。トモヤは気まずそうに目を伏せ「わかってる」と返事をします。「ぱぱ~バイバ~イ」ソウくんは相変わらずトモヤをパパ呼ばわりしたまま。

キョウカさんはソウくんのパパ呼びを訂正することなく、それどころか「もうソウったら、アヤノさんごめんなさいね」と笑いながら言いました。まんざらでもなさそうなキョウカさんに、私は不信感を募らせます。
身内とはいえ、キョウカさんやソウくんの家族ではないトモヤさんが生活費を援助する理由はありませんよね。それなのに「トモヤさんしか頼れない」という状況を盾に、当然のように援助を求めてくる義母とキョウカさん・・・図々しいにもほどがあります。厳しいかもしれませんが、自分たちの生活は自分たちで何とかしてほしいですよね。
※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。
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義姉、今から働けば?子どもは、義母に
みてもらって。じゃなきゃ、一生旦那にたかる
気でしょ!当たり前のようにたかるな!
出て行った義兄と連絡を取って、詳しく事情を聞かないと。もう覚悟を決めて、義母、義姉、夫を地獄に落とさないと 娘が可哀想よ。