[3]受験を邪魔する友達が嫌い|娘から聞いた話の裏を取ろうと母の私に嘘をついていないかと図々しく確認

アイコンイメージ
前回のお話

幼稚園から一緒の同級生ヨウちゃんは、娘のアイちゃんに上から目線でものを言ったり、強引に物事を進めたりしているのを見てママはモヤモヤ。宿題の答え合わせでアイちゃんの方が正解が多いと知ると大泣きしたりと、常にアイちゃんよりできる状態でないと満足しないヨウちゃんの態度に困っていたママは、ある日ヨウちゃんがやって来て漢字の練習をしていた際、アイちゃんは練習しないことに不安を訴えると、「100点だったから」と言われ「アイちゃんばばっかりずるい!」と怒り出し、必死になだめるも、「娘を褒めずに機嫌を取る必要があるんだろうか」と不満がよぎり「娘に近づいてほしくない」と思うようになりました。

1話目から読む

何故か娘を羨ましがる友達の行動が理解できない

家にやって来てはアイと一緒に勉強するヨウちゃんは、アイが漢字の練習をしていないのを見て文句を言い出しました。アイが「100点だったから」と答えると「アイちゃんだけずるい!!」と不満が爆発!
「たまたま100点とれただけだよ」とヨウちゃんをなだめながら「娘を褒めずに機嫌をとる必要があるんだろうか」と考え込む私は、もうアイに近づいて欲しくないとさえ思うようになりました。

それから夏休みになり、北海道に家族旅行をしました。
乗馬を体験したり、気球に乗ったりと初めての経験をたくさんしたアイ。家族でとても楽しいひと時を過ごしました。

その後、楽しい旅行から戻りしばらく経った時のこと。
「アイちゃんのお母さん!アイちゃんが北海道に旅行したって話してるけど、本当ですか?」
ヨウちゃんに突然そう聞かれ「な、なんだなんだ今度は!?」と驚きつつ、「う、うん。行ってきたよ~」と答えると、

「気球に乗ったって言ってたけど本当ですか?」とまた質問され、「うん本当だよ」と認めると、「じゃあ、馬に乗ったって言ってたけど本当ですか?」と次から次へと事実確認された私は「え、えーと・・ど、どうしてそんなこと聞くのかな?」とヨウちゃんにたずねると、「アイちゃんが嘘ついていないか確認」と平然と答えるヨウちゃん。

その瞬間怒りがこみ上げた私。
アイが話したことが本当なのか・・嘘ついていないかを私に確かめにきたってこと・・!?
こ、こんなこと普通する!?そう思いながら、「ヨウちゃんにはおでかけした話しないようにね!」とアイに言い、アイはこくっと頷きました。

アイには釘をさしたものの、ヨウちゃんの詮索はその後も続きました。
「アイちゃんがアオイちゃんと遊んだって聞いたけど本当ですか?」「家にいとこが泊まりに来たって本当ですか?」とヨウちゃんは全てにおいて事実かを確認しないと気がすまないようで、「もうーーーっなんなのーー!?関係ないじゃん!羨ましいの!?なんなの!?」と私は訳がわからなくなりました。

ヨウちゃんの行動から思い当たるのは、「ヨウちゃんは何故かアイを羨ましがってて、だからアイに羨ましがってほしいと思ってるのかな・・」と推測するも「だとしてもガマンできない!」という結論に。
「アイはのんびりした性格で、ヨウちゃんの挑発に動じないのも、余計ヨウちゃんをヒートアップさせているのかも・・」そんなことまで考えるようになったのでした。

お休みに家族3人で行った北海道旅行!乗馬に気球と初めて体験することもたくさんあったアイちゃんが、学校でみんなに話すのは当然、それを聞いていたヨウちゃんがわざわざアイちゃんのママに確認するなんて・・!アイちゃんを羨ましがるヨウちゃん、常にアイちゃんに勝ちたいヨウちゃん、性格が違う2人とはいえ、ヨウちゃんの勝手な行動ばかりが目にうつりますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。SNSで育児絵日記を描いています。

最新のコメント
  • もす より

    あまりにも性格が悪すぎる
    ギリギリいじめに発展してないだけで、何かきっかけあれば一気に揚げ足取りするよこういう子は…

  • MKⅡ より

    この子は何がしたいの?子どもにもプライベートはあるのに。

この記事をSHAREする