「顔を見せたらすぐそっち行くから」夫の言葉はあてにならないとさすがに悟る

義実家に行くと、連絡も取れず帰っても来ないトモヤに不安を抱えつつ、お腹の張りを感じて病院へ行くと、早産と言われますます不安に。「そばにいて欲しい」とメッセージを送っても既読にもならず泣きながら眠ると、深夜に帰って来て「実家にスマホを置いてた」と謝るトモヤ。モヤモヤしつつ、「今度はそばにいるから！」と自信満々に言うトモヤを信じることに。その数日後、入院することになった私。病院へやって来たトモヤが、しばらく出張になったと言った後、「でもすぐ帰って来れるようにする」と言っていたはずなのですが、結局、トモヤが病院にやって来たのは、この日が最後になりました。

そしてある日のこと。
「出張から帰ってきたんだけど、キョウカの子どもが産まれたから実家に戻るよ。兄ちゃんまだ帰ってきてないらしくて、本当にごめんね。顔を見せたらすぐそっち行くから」
とトモヤからメッセージが。「うん。わかった」と返信した後、「すぐ来てくれるよね・・」とちょっぴり不安になりました。

でもそのすぐ後に・・「このままですと本日出産になります。すぐにご家族に連絡を」そう言われ、「は・・はい”」と急いでトモヤに電話することに！

「お願いトモヤ電話に出て・・！］必死に願いながら電話を鳴らすも、つながる気配はなく・・「どうして出てくれないの！？」と心の中で叫びました。

その後、電話に出ないトモヤが来るわけもなく、私はたった一人で出産に向き合うことに。
「おめでとうございます！元気な女の子ですよ」ぎゃあああという元気な産声とともに、看護師さんが娘に会わせてくれました。おくるみに包まれた娘を見つめながら、「パパはどうしたんだろうね」ポツリと呟く私。

するとその翌日。一通のメッセージが。
「出産おめでとう！トモヤを借りててごめんね。今病院に行かせたから！」
キョウカさんからの明らかに悪意のあるメッセージを見て、「え・・」と胸がざわつくのを感じました。

出産まで入院することになったアヤノさんに、出張から帰ったトモヤさんが送ったのは「キョウカさんの子どもが産まれたから実家に戻るよ」というメッセージ。「すぐ来てくれるよね」と不安になるアヤノさんの予感は的中！その日に出産することになったのに連絡が取れず、結局一人で出産したアヤノさんの寂しさ・・そんな想いをさせておきながら、「トモヤ借りてた。今から行かせるから」と上から目線の悪意あるメッセージを送ってくるキョウカさん、友達になれる気が全くしませんよね。

※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：のきわだ　編集：石野スズ
作画：まりお
２児の母です。