「うそでしょ?そんなの渡してたの?」実の母親の押し付け癖に落胆する義姉

久しぶりに帰省した義姉は、断捨離したはずの服を義母が身に着けているのを見て驚きます。詳しく聞くと、処分予定の服をわざわざゴミ袋から出し、まだ着れるものだけ抜き取ったと言うのです。しかし、義母の奇行はそれだけに留まりませんでした。ジュンペイの中学校時代の体操服を「本人が着れないから」と返そうとした私に、「あなたが着たらいいじゃない」と勧めているのを見て、さすがの義姉もドン引きします。
義姉が「自分たちが着れないものを他人に渡してどうするの?」ともっともな指摘をしても、義母は「でも、まだ着れるし・・・」と曖昧な返事。すると義姉は間髪入れずに「だったらお母さんが着ればいいでしょ?」と返しました。

義姉に正論を言われて怯んだのか、義母は指先をつつきながら「私にはちょっと大きいのよ」と答えました。義姉はすぐさま「だったら処分するしかないでしょ?」と畳みかけます。すると2人のやり取りを見ていたジュンペイが、義母を庇うように「だーかーらー、母さんは物を大事にするじゃん?」と口を挟んできました。

義姉はジュンペイの胸ぐらをつかみ、低い声で「だからなんなの?」と圧をかけます。ジュンペイは気迫に押されながらも、「だから、使える誰かに渡そうとして・・・親切心だよ」と答えました。すると義姉は何かに気付いたのか、「まさかお母さん、いろんなものをトモミさんに渡してるの?」と聞きました。

「トモミさん、何をお母さんから渡された?」義姉は私の肩を力強く掴み、問いただします。「ジュンペイくんが小学校の時に使ったカバンとか、幼稚園の時に使っていたカバンとか・・・」私は正直に直近でもらったものを伝えました。

義姉はその場に膝から崩れ落ち、「うそでしょ?そんなの渡してたの?」と力なく言いました。その横でジュンペイが「だって欲しいか聞いたらヒロムもうんって言ってたし・・・」と弁解しますが、義姉の耳には届いていないようです。
自分の親がお嫁さんに「不用品同然のもの」を押し付けていたと知れば、絶望して膝から崩れ落ちるのも無理はありません。身内からはっきり指摘されて一瞬は怯んだようですが、それでも義母の「もったいない」という気持ちはなかなか消えないようです。これはなかなか手強そうですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。
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古い下着はどうしてるのかな
やっと正常な感覚の味方が現われた。
夫と義母の二人は価値観が同じの「こまったさん」だから。